昨日は木更津の伝統ある港まつり「やっさいもっさい踊り大会」だった。昨年初めて参加させてもらったのだが、この大会のためだけに、たくさんの千葉のよさこいチームのメンバーが、舞華恋さんの元に集まってドリームチームを作って踊るというおもしろさにすっかりはまって、今年も参戦させてもらった。
今年は記念すべき40回大会ということもあって、82の連(チーム)が大会に参加。舞華恋チームも125名の参加者で臨んだ。やっさいもっさいのルールは20分づつ4ターンの連続演舞を行い、最初の2ターンは正調やっさいもっさいを踊る。後半の2ターンは各連のオリジナル振り付けで踊りを競う。しっかりと審査もあり、大賞、準大賞、各賞が授与される。正調やっさいもっさいの踊りは割と単純。少しの練習で私でも踊ることができる。舞華恋オリジナルのやっさいもっさいはそれなりに練習が必要。私はポーズをとるところが苦手で必死に自主練。
さて、いよいよ音楽のスタートとともにやっさいもっさいのスタート。正調やっさいもっさいは列をそろえたり、声を出すところに重点を置いて踊る。20分を連続して踊るのは本当につらい。特に曲がループで続くのでいつ終わるのかもわからない。審査員がどこで見ているかもよくわからないので、気を抜くこともできない。1ターン終了ごとに大きなペットボトルをみんなで回してのむ。汗がじゃんじゃん噴き出してTシャツの色を変える。
2ターンが終了し3ターン目がスタート。オリジナル演舞だ。最初は頭で考えながら踊ったので、声がおろそかになり、表情がこわばる。でも徐々に振りが体に入ってきて自然に踊れるようになってきた。沿道のお客さんがまねをして一緒に踊ってくれたりする。小さな女の子がニコニコしながら一緒に手を振ってくれた。つらいながらも楽しかった。4ターン目は審査対象外なので、リラックスをしながら踊る。もうこの頃は意識が飛びそうになり、曲の終わりが待ち遠しかった。全80分踊りきって曲が終わったときは、みんなで拍手喝采。やりきった感があふれていた。
そして、緊張の審査発表。昨年は必ず入賞するといわれながら、全く名前を呼ばれなかった。今年も各賞から、準大賞まで、舞華恋の名前が呼ばれず、いやな予感が走る。それでもみんなが集まってその瞬間を待つ。「今年のやっっさいもっさい大賞は、ふさのくに舞華恋で〜す。」とアナウンスが流れるとメンバーみんなで飛び上がって歓声を上げ、ハイタッチをして回った。やったね。82チームの頂点にたったぞ。必死に踊った甲斐があった。
控え室のあるホテルで打ち上げ祝勝会となり、そのまま深夜まで宴は続いた。
楽しかった。
お世話になった舞華恋のみなさま、本当にありがとう。お疲れさまでした。