11/11におみがわYOSAKOIに参加した。
今年最後の審査があるイベントだ。
昨年は準大賞をいただいた。今年こそはその上を目指すことを念頭に練習を進めてきた。
舞ちはらははじめにステージ演舞、そしてパレード演舞を終え、同じ場所でパレード1次審査を踊った。1本目よりも2本目の審査演舞がやはり生き生きと気持ちがのっていた。
早々とに審査を終えた僕はその後のチームの演舞をじっくり見ることができた。
黒潮美遊さんの演舞は特に素晴らしかった。基本的には昨年と同じ曲、同じ衣装なのだが、演舞の中身はかなり変わっていた。観客から見るとどのように見えるのかを計算して作られたフォーメーションにうなるしかなかった。そして目の前での踊り子の気迫に胸をつかまれ、熱いものがこみ上げてきた。
その後に見た利え蔵さんの演舞。今年何度も見てきたけれど、その叫びとスピード感や、踊りに対してのひたむきさが伝わってきた。すばらしい。今年は本当に利え蔵さんに負けたくないと思ってがんばってきたが、そのチームがこんなに素晴らしい演舞をしているのを見て、思わずまた涙が出そうになった。
舞ちはらはファイナルに進出し、結果的には準大賞をいただくことができた。大賞は黒潮美遊、準大賞はチーム利え蔵だった。悔しいが1次審査で僕が感じた通りだったな。
ある意味昨年のデジャブだ。
超えられない大きな壁がそこにある。
大賞演舞を横目で見ながら、降り出した雨の中で、僕は複雑な気持ちでたたずんでいた。
(つづく…かも)