今年最後の代表者会議

昨日は今年最後のCHIよREN代表者会議だった。

シーズンオフに入ってやはり参加者は少なめだったが、例年この時期はこんなもんだろう。

いつものように、各チームの自己紹介があった。たくさんのチームがすでに来年の楽曲を完成させ、演舞の練習に入っているようだ。

話題は社会情勢と来年のちばのよさこいについてーーーだったような気がするが、KANEさんの話は実に多岐に飛び回り、僕はついて行くのが大変だ。いくつか気になる言葉をメモってみた。

「よさこいは地域文化(地域のお祭り)に取って代わっていくものではなく、協力して盛り上げていくものだ。」

「国で行われている『事業仕分け』に、もし自分たちのよさこいがかけられたら、『廃止』を免れないのではないか?」

「”俺が俺が”の自己満足に陥ってはいけない。」

「イベント収入は増えたか?イベントへの出演は求められることは多いが、金銭的な条件提示が少なくなってきた。しかし、決して安売りはいけない。」

「来年のちばよさにむけて~一度休んでしまったイベントを復活させるのは大変なこと。周りの期待に応えられるように作り直す。」

「単一企業や個人のスポンサーの後ろ盾としたちばよさでいいのか?身売りしてまでやるのか?しかし、地域で小口の協賛を集めて作り上げるのはハンパな努力では実現しない。」

「何かを作っていくという課程の中で、組織内の仲たがいはつきもの。歴史が語っている。」

「2010年は(ちばのよさこいチームの)代表者にかけている。CHIよREN設立10周年にあたる来年。」

「来年の代表者会議は年6回を予定。最初の会議から「小カテゴリー」や「テーマ・課題」などのグループに分かれた運営を検討している。」

「来年の海幕祭は実施する。(場所や名称は変わるかもしれない。)」

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僕はレジメの裏にメモをとりながら、ぼおっと聞いていた。後ろに座っていた373ママや火の用心さんに「寝てたでしょう!」と言われたけど寝てはいない。

けれども、考えていた。

僕はブログで書くのもどうかと思うが、代表者会議のスタイルはもう少し変えていくべきだと思う。

閑散としてきた会場、代表者会議といえども代表がきていないチーム、えんえんと毎回繰り返される自己紹介。

参加者が時間と金をかけてまで「参加したかいがあった」思えるような会議にするにはもう少し工夫が必要だろう。

こんなスタイルはどうだろう?

一つには、今も行われている、イベントやお祭りの情報交換。これは必ず時間をとって行うべきだ。いつ、どこで、参加条件は?などなど主催者から直接、情報提供されるなら、細かいことまで聞くことができるだろう。

二つ目には、小グループに分けた分散会を実施してはどうか?せっかく会議に来ても、自己紹介以外なにもしゃべらずに帰るチームもあろう。本当は言いたいこともあるかもしれないし、聞きたいこともあったかもしれない。それが小グループで行えば意見を出しやすくなる。グループの分け方は、自由でいい。地域ごとに分かれてもいいし、テーマ別に分かれてもいい、チームの規模で分かれることがあってもいい。そのときの課題によって変えていけばよいだろう。最後にグループの論議のまとめを全体に発表し合い交流する。

3点目にゲストを招くのはどうかな?千葉の事情に詳しい行政の担当でもいいし、たくさんのチームを教えるプロの振り付け師でもいい。高知で最高の旗士でもいい。とにかく普段なかなか聞けない話を忌憚なく語ってもらおう。

おまけに会議後の交流会はぜひまた復活してほしいな。話し足りないことはそこで交流すればいい。

会議の内容を決めるのも、事務局を作り毎回検討したらどうだろう。

いろいろ書いたが、全国で唯一行われているこの千葉のスタイルを、是非もっと発展させたい。

“今年最後の代表者会議” への2件の返信

  1. もとまっくさんの代表者会議報告読ませていただくと、
    会議に出ていなくても、様子がわかります。
    いつもありがとうです。
    そして、ふ~ん、そうなのね、と毎回考えさせられます。
    足踏みの「連絡会」じゃなくて、前進する「会議」をしたいですね。
    猫に鈴付けるのは…?

  2. たんぽぽさん>
    コメントありがとう。会議に出ながら、なかなか変えていけない自分自身にジレンマを感じます。でも、来年は本当の意味での正念場になると思います。がんばります。

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