9月3日に市原市立市東中学校からお招きを受けて、演舞を披露してきた。市原市の「夢プラン21」という授業の一つとして、よさこいの演舞を選んでいただいたのだ。
市東中は全校生徒が70名ちょっとの小さな中学校。体育館に集まってくる生徒たちはみんな純朴そうで、おとなしそうだった。「授業」は演舞と僕の解説を交互に見てもらう形にした。中学生に飽きられないように、クイズやビデオなんかも混ぜながらいろいろ工夫してみた。
最初の演舞を見ている彼らは、僕らの演舞に少し圧倒されたような感じで、リアクションに困ったような感じだった。でも、旗士の演舞では笑顔がこぼれはじめ、最後のオリジナル「感謝感激あめあられ」を見てもらっているときは、手拍子をうってくれた。ちょっと後悔したのは生徒たちと踊る時間を作ればよかったなということ。短時間で踊りを教えるのは難しいけど何か体験してもらえばよかったな。
生徒たちはお礼に「コスモス」という歌を合唱してくれて、花束と校庭に生えていた樹齢100年の桜の木でつくった拍子木を記念にプレゼントしてくれた。とてもうれしかった。
その日の練習の時に担当の先生がわざわざ生徒たちの感想文を届けてくれた。みんなA4サイズの用紙にびっしりと自分たちの感じたことを記していて、本当に感激した。「床が震える踊りに感動した。」「みんな笑顔で踊っているところがすごい。」などなどよさこいの良さを少しわかってもらえた。
市東中の生徒たちはこれから2週間練習して、体育祭で南中ソーランを披露するそうだ。きっと素敵な演舞になるだろう。
先生方にも大変気をつかっていただき、至れり尽くせりの心くばりをいただいた。心から感謝をしたい。