いちはらマルシェ演舞~そして練習

昨日はちはら公園で開催された、いちはらの名産品のフェスティバル「いちはらマルシェ」で演舞をしてきた。初めて行われるイベントということもあり、どれほどの来場者があるのか心配だったが、思った以上にたくさんの方がやってきた。

僕らは3曲ずつ2ステージ、内容を少し変更しつつ演舞した。乱舞の時は小さな子供たちも踊りの輪に加わってくれた。

気を抜くな

今日の練習に、フラッとやってきてくれた振り付け師が言った言葉だ。「まだまだ全然だめです。横線もきちんと並べていないし、斜めもバラバラ。小道具の失敗率も高い。体育館で踊っているのに声が全然聞こえない。これではファイナル進出は難しいでしょう。」ときつく言われてしまった。

そうだ。いつからから僕らはどこかで、周囲の高評価にいい気になってはいなかったか?「今年の舞ちはらはいい。」「感動した!」「ファイナル絶対行ける!」などなど、そんな甘言に甘えて気を抜いていたのではないか。いつもそうだ。これで完成なんて事はない。そして、気を抜くとすぐにだめになる。よさこい演舞の難しいところは、チームワークとモチベーションを維持しないと決して、個人の力だけではいい作品はできないと言うことだ。

僕の気持ちも、新しい振り付けが板についてきたところで、イベントで多少好評だったのでいい気になっていた事は否めない。いかんいかん「めざしたその頂は、まだまだ遠い」ぞ。

明日、神栖で少し反省しつつ、本当にすごいよさこいをしっかり勉強してこよう。

ひまわりフェスティバル

9月19日(月)はフクダ電子アリーナでのひまわりフェスティバルだった。ちばぎんがスポンサーとなっているこのイベントは、毎年この時期にすっかり恒例となってきた。しかし、残念ながら来客数は毎年頭打ちで、お客さんはさほどやってこない。特によさこいイベント言うわけではなく、フリーマーケットや屋台が軒を連ねて、サッカーのエキジビジョンマッチもある。

それでも、お客さんはいつも少なくてちょっとさびしい。ただ、スケジュールなどはけっこうアバウトなので他のチームの演舞をじっくり見る事ができるし、自分のチームの鍛錬にもなる。

さて、今回のイベントではとてもうれしい事があった。2回の演舞が終わった時、小学生くらいの女の子が僕のところにやってきて。「メンバーは募集中ですか?」と聞いてきた。よく聞いてみると彼女はお母さんと一緒に見にきたそうで、僕らの演舞を見て、「一番楽しそうだったからぜひ入会したい。」と言ってくれた。びっくりした。でもうれしかった。僕らの演舞が観客の心に届いたんだなあ。

さらに、いつも来てくれる埼玉のT田さんが、仕事を終ってからわざわざ渋谷から駆けつけてくれた。いつもいつも遠くからやってきてくれる彼には感謝の言葉もない。

一昨年まで一緒に踊っていた元メンバーも家族で見にきてくれた。僕はあまり話ができなかったが、辛口批評で有名なそこのお父さんは今回の僕らの演舞を感想を聞かれて、ぐっと親指を上に立ててみせてくれたそうだ。うれしいねえ。

房総半島の突端の南房総市から、南総みよし烈華隊のみんなも見にきてくれた。まほろばの時にもさんざんお世話になったのに、今回もお菓子の差し入れをいただいた。本当にうれしかった。

そのほかにもたくさんの人から声をかけられ、はげましてもらった。「感謝感激」だ。

僕らはたくさんの人たちに支えられているんだとあらためて実感した。

演舞の後に発表された個人賞のひとりにはうちのトップのさえが選ばれた。やったね。うちの誇りだ!