CHIよREN代表者会議が開催された。最近のこの会議も内容が行き詰まり、参加者の数も停滞気味だったがこの日は参加して良かったと思う。
それは、SUGA IZANAIアカデミー代表の國友祐一郎氏の講演があったからだ。すが連にはちょっと先入観もあったのだが、実際に話を聞いて見方が変わった。
話の内容はよさこいの始まりから、祐一郎氏の母~須賀氏の生い立ちとよさこいとどのように関わっていったかなどの話があった。須賀氏の振り付けは高知のよさこいで、はじめは異端児として賛否両論を巻き起こしたそうだ。しかし従来のセオリーにとらわれないその革新的な振り付けは、やがてセントラルグループの演舞として札幌に伝わり、YOSAKOIソーランまつりが生まれ全国に広がっていった。
そんな、よさこいの基礎を作った須賀氏の踊りは祐一郎氏に引き継がれ、今年の6月他界された。
よさこいを「いいよさこい(いい、世さ来い)」ともじって、批判を受けながらも、枠にとらわれずひたすら「感動すること」を追い求めた須賀氏の半生の話は、僕が忘れかけていたよさこいに初めてあった頃の気持ちを思い起こさせるものがあった。難しいことは必要ない、不器用でも、間違えても、必死で取り組み踊ることが、踊り子にも観客にも感動を呼び、街を盛り上げ、いい社会を作っていくんだ。
その須賀氏が最後に振り付けをしたのが今年のCHIよREN北天魁の演舞だそうだ。
10月のちばYOSAKOI2011の詳細も発表になった。
開催日2011年10月29日(土)~30日(日)
会場:市原メインステージ会場、パレード会場、千葉中央公園会場、蘇我副都心会場(29日のみ)
市原のパレード会場は400mのストリート演舞となり、3~4回の連続演舞となるそうだ。ルーピングも可能。この演舞が審査対象となり、ファイナル進出8チームがファイナルパレードとファイナルステージ演舞を経てグランプリを争う。
会場が離れているので移動がネックになりそうだが、それは検討中とのこと。
さあ、がんばろう。