今日は職場のパートさんの送別会だった。この春から不動産関連の会社に就職が決まっている彼は、近来稀にみる素直で礼儀正しい人間だった。
朝夕の挨拶はもちろん、昼休みに一緒に食事を食べた時も「ご一緒していいですか?」としっかり聞いてくるほどていねいだった。与えた仕事もきっちりこなし、レジの接客も手抜きせず応対できた。ヒマな時もブ ラブラせず常に仕事を求めてくるほど働き者だった。うちでの期間は短かったが、やめてしまうのは本当に惜しい。
きょうの送別会で彼は僕にこんなことを言った。
「僕は店長のブログ、仕事関連のところは全部読んだんですよ。そしたら和歌山に帰ったパートさんのことをすごく褒めていたじゃないですか。だから僕も頑張れば書いてもらえるのかなと思って一生懸命やってきたんですよ。」
けなげなことを言うなあ。ほれ、リクエストにお答えして書いたぞ (笑)
うちの生協にぜひ欲しい人材だったな。本当に残念。でも新たなる職場でもぜひがんばって欲しい。
ひとつ就職する君へアドバイスするならば、社会はうちでパートで働くほど甘くないことをよーく肝に命じて欲しい。
与えられた仕事をキチンとこなす能力は君には十分にあると思うが、これからは自分で考えて判断していくことも求められるだろう。その力が君にあるかどうかは僕もよくわからない。
でも、失敗を恐れず、分からんことはバンバン聞いてがんばって欲しい。
人に聞いたり、失敗しても許されるのは新人のうちだけだよ。
お元気で。
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