先日9/15のフクダ電子アリーナのイベントに出て考えさせられることは多かった。
イベント自体は言っちゃ悪いが、ゆるい感じのスケジュールで、審査もないし(個人賞はあったけど)お客さんは少ない。だからと言うわけではないが、なんか僕自身、気をぬいていた感がある。そのせいかMCのセリフを咬んだり、指示があやふやになったりした。
踊り子にもそんな空気が伝わったか、緊張感のない演舞はひどいもんだった。
そんな演舞に気づきながら、何も言えない自分がなさけなく。
他のチームの演舞を見てそのすばらしさにも、打ちのめされる。今回は茂原の夢人さん、そして風神は特にすばらしかった。
ひとづてに聞いた、櫻井さんの言葉もショックだった。「舞ちはらは踊りがいい悪いではなく、踊りを『こなして』いるだけだなあ。」
見ている人に何も伝わらない。僕らは踊っている意味があるのか?
イベントの打ち上げで他のチームのリーダー達と飲んだが、みんな確固たる自分のポリシーを持っているようで、頭が下がる。
悩みながら他人の意見に翻弄される自分は情けねえなあ。
しかし、それが今の自分だ。
今日の練習でメンバーを集めて、そんな思いを話した。
流して踊るだけだった振りもひとつづ、そして個人的に指導を入れた。負けてたまるか。
そんな思いが少しは通じたのか、1本目、2本目と重ねるうちに、声も出るようになり、顔もあがり迫力が出てきた。
まだまだゴールにはほど遠い。
誰かを感動させる演舞ができるまで、メンバーとのそして自分との戦いは続く。
明日はマリンスタジアム演舞。