晴天に恵まれた今日、夢にまでみた茂原七夕祭りの日がやってきた。
我らが舞ちはらは総勢38名。この茂原のためにがんばってきたのだ。
最初はステージ演舞。待機しているときにいくつか他のチームの演舞を見るがどのチームもすごい。昨年よりも格段にレベルが上がっていると感じた。ステージに上がる時は緊張はさほどなかったが20番めの僕らの演舞を、お客様に飽きずに見てもらえるかどうかが少し不安だった。
でも、演舞が始まってからはそれは杞憂にすぎなかった。いつになくきびきびとした動き、止まる、動くのメリハリ、などなどMCをやりながらも横目に「今日は踊れてるなあ」と感激して胸が熱くなってしまった。演舞が終わって会場からもたくさんの拍手をいただき、また感激。
その後昼食を挟んで、炎天下でパレードの練習。昨日の練習でもさんざんやったけど、進む距離の調整と間隔の取り方を中心に繰り返し練習した。ちょっとやりすぎたのかな、みんな少しバテ気味。
そしていよいよパレード審査会場へ。僕らはかずさ連さんの後のスタートだった。絶対にショートしないように前に前にと意識しすぎたか、列の後ろがついてくるのが結構厳しくなってしまった。さらに少々進みすぎて最後の16カウントは地方車に突っ込むくらい手前にきてしまった。全体的に列もばらけ気味で、踊りのキレもいまいちだった。手放しで満足のいく演舞だったとは言えない。
そして表彰式。特別賞5チーム大賞1チームの発表があった。うちの名前は呼ばれない。つづいて第7位となるチームから2チームづつ発表となる。14位まで発表されてもうちの名前はない。16位までに入賞しないと受賞演舞はできない。第15位となる茂原東ロータリークラブ賞「YOSAKOI舞ちはら」!と呼ばれた時は本当に、本当にうれしかった。ホッとした。賞状をいただいてみんなのところへ戻ったとき、「もう一度踊れるぞ!」と叫んでいた。みんなの歓声が上がった。
受賞演舞は最初のMCの時から胸に迫るものがあった。声が震えた。たかだか15位だぜ。でも、踊れることの幸せを今日ほど感じたことはない。毎週毎週積み重ねてきた練習は決して無駄ではなかったということだ。技術的な問題もあるけども踊り子たちひとりひとりの気持ちが今日の結果を勝ち取ったのだと思う。
舞ちはらのみんな、今日という日を良く覚えておこう。
夏がまだ始まったばかりだけど、今日は来年に向けての大きな勉強をしたね。