今日は店を離れ、定期的に行われる会議に出席。
忙しい中みんな集まってきているのだがその内容たるやひどいもので、全くの時間のむだだった。(少なくとも僕は感じた。)
午前中はそれでも我慢して聞いていたがそれ以上は耐えられず、午後は”自主休講”で某大学にできた全く新しいコンセプトのコンビニを見に行った。
億単位の金を投入して作られたといわれるその店舗は確かに普通のコンビニではなかった。コンビニというよりは「きれいな学生ホールに棚がある」というようなイメージである。高い天井、床は木目調で低い棚、多くのエンド。飲料は壁面の冷ケースだが、おにぎり、サンド、弁当などは島タイプの冷蔵ケースに展開。店の奥には無線、有線両方のLAN設備を備えたライティングデスクやカフェテリアのような丸テーブル。ATMにポスト、チケット端末を備える。ただ商品価格は一般のコンビニと同じなので生協の勝ち?
独立法人化によって競争の波に放り出され、生き残りをめざす大学当局と新規出店が飽和状態の中新たな市場開拓をめざすコンビニの思惑が合致してできた店の見本がこの店なんだろう。
清潔で広々としたイメージはコンビニとも生協とも違うあたらしい業態を感じさせる。そう!言ってみればユニクロの店内にコンビニがあるような印象だな。
僕も本当は自分の店を作るときユニクロのイメージにしたいと思っていたんだ。諸般の事情でできなかったが。
品ぞろえはあまり参考にならなかったが、この清潔でニートなコンセプトはいつか自分が作る店に逆輸入してやろう。