おみがわYOSAKOI2009

今日はおみがわYOSAKOI2009に参加してきた。

審査のパレードを踊りきったとき、僕は涙があふれそうで仕方なかった。メンバーのみんなも泣いていた。

今年一年かけて踊ってきた「太陽を超えろ」の最後の審査演舞だった。

練習の途中で振り付けを大きく変更したこともあった。ケガをして踊れなくなった人もいた。踊りをめぐってケンカになった事もあった。休日を返上して練習したこともたびたびあった。ここまで練習してきたのに、今朝になって新型インフルエンザが発症し踊れない人が出た。

さまざまな思いを込めて、力の限りを尽くした演舞は僕は今年一番素晴らしいものだったと思う。みんなの想いが演舞に込められていたと思う。

だからこそ、踊りきったときにみんなが涙を流したのだろう。

でも、結果はまたしても、「なにも入賞せず」で終わってしまった。

現実とは非常なもので、僕ら自身がどんなに悔しがっても、

歳をとるのは素敵なことです

昨日は僕の祖父の13回忌の法要だった。

僕が自分の両親や妹たちにも会うのが久しぶりならば、親戚みんなが集まるのも本当に久しぶりだった。元気で集まれたことは本当に喜ばしいことだ。

そんな中、おばあちゃんが御年91歳(!)なのに、きわだって元気だった。なにか以前にあった時よりも、さらにパワーアップしたかのように感じた。僕のおじさんである、自分の息子までを、「あんたはどちら様?」なんて、何度も聞き直すように、ちょっとおとぼけなところはあるものの、自分の足でしっかりと歩き、ビールを飲み、出された料理はほとんどぺろりと平らげていた。

「次に集まるときは、私はいないんだからね『ああ、おばあちゃんいなくなってさびしいね』なんて、言ってるんだろうからね。」と言うやいなや「今から香典を用意しときな!」なんて、みんなを笑わせる。

「おばあちゃん、そんな香典香典って言っても、なくなったらお金なんかいらないのよ。」と、いっしょに暮らしている僕のおばさんが諭すと、「それはあんたにあげるのよ。」なんてうまく切り返す。もう、脱帽だ。

僕のには「もとちゃんは若く見えるねえ。お嫁さん紹介してあげるよ。」なんて言ってくれて、僕が「もう妻も子もいますよ。」と言うと、「じゃあ二人目だね。」だって。

いやあ、おかしかった。愛すべきおばあちゃん。いつまでも長生きしてほしい。そして、自分もこんな風に歳をとりたいと思った。