さらば。

今日は送別会だった。1昨年入協した職員が3月1日から他のキャンパスに異動することになったからだ。職員をはじめパートさんもたくさん出席してくれた。

彼女は2年前、僕が面接をして採用した。採用する時はその態度や成績、大学時代の活動などで、ばりばり仕事もやってくれるだろうと、過大な期待をしていた。

しかし、人間はそんなに簡単には社会人にはなれないようで、仕事をさせてみると言葉遣いや態度がなってなかったり、困るとすぐに人に頼ったり、数字に弱く、パソコンは使いこなせず、物をかたづけるのがへたくそで、いつも机の上はぐちゃぐちゃ。とまあ、一時は採用したことを真剣に後悔するとともに、自分の人を見る目のなさに、僕が落ち込んだこともしばしばだった。

しかし、お菓子を始めとする食品分類の担当を任せるようになってからは、ようやく彼女なりの仕事のスタイルを作れるようになり、失敗もありながら徐々に一人前になってきた。

なにより彼女の最大の武器はその天真爛漫な性格だ。人見知りをしない、明るい性格は彼女が困っていると周りは、つい助けたくなってしまう。年上のパートさん達ともとてもうまくいっていた。そのため今日の送別会では別れを惜しんで特に仲の良かったパートさんは、涙また涙であった。

こんなに周りに愛されて惜しまれて、働くことができたのは幸せだ。でもそれにいつまでも甘えていては、本人の成長はないだろうと思ったので異動することにしたのだ。新しい職場で新しいことを学び、成長することが彼女にとって、支えてくれた人への最大の恩返しだと思う。

がんばって欲しい。


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