演舞大改造

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先週までのイベントで感じていたのだが、やはり舞ちはらの今年のパレード演舞はまだ何かしっくりこないところがあった。このままの演舞で審査に突入するのはちょっと心もとないということで、フォーメーションを中心に大幅に変更することに。

昨日の練習は照りつける太陽の元、振り付け師の指導によって今までのフォーメーションが徐々に変わっていく。今まで印象が弱かったところやごちゃごちゃとしていたところが、シンプルで力強く印象に残る演舞へと変化していった。細かい振り付けも行われていく。暑さに気を抜くと、以前の振りが思わず出てしまう場面もたびたびあった。

体育館へ移動して最初から通しての練習。この中でもさらに細かい振り付けの変更が行われた。

炎天下から体育館での繰り返しの練習のために、意識がもうろうとするメンバーも。

でも、誰一人文句を言う人はいない。

今日も外練習から開始。昨日と同様の灼熱地獄の路上練習からスタート。昨日できなかった新フォーメーションでの距離測定を行う。最初は70mほどしか進めない。さまざまなところで微調整を繰り返す。舞ちはらは3つの部隊があるので、お互いが調整しながら進まないと、部隊同士の間隔が非常に開いたり、逆に詰まりすぎたりしてしまう。簡単そうで難しい。

何度も同じところを繰り返しやっと満足な距離を進むことができるようになった。

体育館に移動してからは、できたばかりのフォーメーションを次のイベントに向けて変更しての調整に入る。次のイベント(かまがやYOSAKOI)は同じ日に中学校の運動会があり、なんと中学生は全員欠席。そのためにそのメンバーをのぞいてのフォーメーションを組み直しての練習となった。

何度も何度も踊って、やっと形に近づいただろうか。

いや、まだまだ僕らの目指す高みは遠い。

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ひまわりフェスティバルと親子三代夏祭り

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今日は朝から夕方まで長丁場のイベントでした。

まずはひまわりフェスティバル。蘇我のフクダ電子アリーナで開催される毎年恒例のイベント。YOSAKOIのイベントではないが千葉の10チームが集まり、わりとゆるめの(笑)きまりのなかで、演舞を披露する。各チームは3回づつの演舞を行い。ステージ、パレード形式どちらでもよい。

気温32度を超える炎天下で、舞ちはらは最初ステージ形式で演舞を行い。2本目は降り出したにわか雨の中をパレードで演舞した。

ところが、僕の主観だがなんかしっくりこない。

なんだろう?

おそらくだが、一つの要因は初めて見る他のチームに少々圧倒されたこと。利え蔵さんや、翠天翔さん舞粋風さんなどの今年の演舞を初めて拝見したのだが、すばらしかった。

と感じるとともに自分たちの演舞に不安を感じてしまった。気にし過ぎなのかもしれないけど、他チームの演舞を見たくらいで動揺するなんて、自分たちの演舞に自信がないことの裏返しだな。

3本目の演舞は当初のステージ演舞の予定をパレードに急遽変えて演舞をすることに。これも不安の表れのひとつ。ステージ演舞の場所が1回目の場所と変更になったことが大きな要因なのだが、そんなことをいちいち気にするようではだめだな。

まあ、3本目はなんとかマシに踊れた。(と僕は感じた。)

 

そして、移動して千葉の親子三代夏祭りへ。こちらも毎年参加しているのだが、パレード1回だけの演舞。やり直しができない。そしてひまわりフェスティバルと対照的なのは、沿道に集まる黒山のような観客。僕らの演舞が始まるずっと前から縁石に座って、演舞を待っていてくれる。(上の写真)

ところが舞ちはらは暑さと疲れで消耗しきっていて、準備をしていてもさっぱりテンションが上がらない。演舞順を待つメンバーの目はうつろで笑顔もない。僕はこれはいかんと感じ改めて円陣を組む。

「疲れているのはわかる。でも、ここに集まってくれたお客さんにはそんなこと関係ない。初めて舞ちはらの演舞を見ていただける観客に最高の笑顔を届けようよ。」

少しだけみんなの目に光が戻った。

そして、たった一度だけのパレード演舞。スピーカーからの音がディレイし2重に聞こえてしまう悪条件のなか、メンバーは力を振り絞るように踊った。僕も力の限りマイクに向かって叫んだ。

その演舞の出来が良かったどうかは、お客さんの反応がすべてだ。舞ちはらは踊りきったときにたくさんの拍手と歓声に包まれた。やったね。でも、よく考えると逆にたくさんのお客さんからパワーをもらったから踊りきれたのかもしれない。

 

今日はいろいろなことを感じた。さまざまないい刺激を受けた。課題は山積みだけれどもがんばろう。

 

お盆に日本の文化を見る

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今日は僕の奥さんのお義母さんの運転手として、栃木の小山市にある、お義母さんの実家にお墓参りに行った。一昨年訪れて以来になるのだが、僕はこの「いなか」のお家が大好き。

土間や縁側、和ダンス、神棚、そしてこの写真のような、仏壇に供えるなすやキュウリのお人形といったものがすごく懐かしくて、かつ新鮮に感じる。炊事場もかつてはかまどで、お風呂も薪で炊いていたそうだ。

今から30~40年前の自分の東京の祖父母の古い家にも、たしかこんなアイテムがそろっていた。しかしそのうちに立て替えられてコンクリートのマンションになってしまった。

家の外に出てすぐ近くに小学校があり、校庭の脇に大きなトトロの木(私が名付けた(笑))がそびえている。その先は一面の田んぼ。セミの鳴き声だけが聞こえる。

近所のお墓に集まった親戚全員でお参りに行く。提灯をもって行って、帰りに灯をともして持って帰ることで、ご先祖様の霊をお家につれてくることも一昨年ここで初めて教えてもらった。

もう一つ教えてもらったのが、各家庭に必ずあるお稲荷さん。小さなほこらが家内安全を願っておかれているのは知らなかった。

お盆は僕にとって本当に貴重な体験の一日でした。

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炎天下でも練習

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毎日本当に暑い。外に出るのもはばかられる。そんな中、舞ちはらは今日も外練習。ちょっと危険かとも思うのだが、屋内練習だけではどうしてもパレードの感覚はやしなえない。午後の太陽が照りつける中、焼けたアスファルトの上を踊る。1度踊るごとに全身から汗が噴き出し、あっという間に体力を奪っていく。

最初の演舞は久しぶりに踊ったこともあり、お通夜の行列みたいだった。体が重く、声も出ず、笑顔もない。

2度目、3度目と踊るごとに少しずつまとまってくる。表情にも明るさが宿ってくる。フォーメーションもまとまりが戻り、進む距離の調整もうまくできるようになった。

4本目の演舞が終わったところで外練終了。

そして、体育館へ移動。

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さらにイベント用の練習を含めて、ステージ演舞を踊る。細かいところも調整。

いやいやご苦労様。