ふなばし市民まつり

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少し遅くなったが7/22にふなばし市民まつりに参加してきた。

7月も後半に入ろうかというのに、4月下旬の涼しさ、おまけに朝は霧雨のような雨まで降っていた。

「笑う門には福来る」のパレード演舞は初披露ということで、なみなみならぬ思い入れでのぞむ。

一緒に参加するのは地元船橋のREDA舞神楽をはじめ、千葉の8チーム。どんな反応がかえってくるのかも楽しみだった。

最初は駅前通りの京成線の高架下からスタートするBコース。なんと、演舞順はしょっぱな1番手となった。地方車の到着がギリギリになり、サウンドチェックもないまま演舞時間に。さらに、このコース大きくカーブしていてMCから踊り子が見えない。「かまえ」をかけても届いているのかもよくわからない(笑)。あとでメンバーに聞いてみるとスタート地点では僕の声も全く聞こえてなかったようだ。よく踊れたねえ。

厳しい条件での1本目だったが、午前中にも関わらず、沿道にはお客さんがたくさん。フォーメーションもまずまずきれいに踊れた。

終了してすぐに移動、今度はJR改札前から京成線へ向かっての直線パレードAコース。だがこちらは距離が6~70mほどしかない短いコースだった。急遽進み方をセーブするがこれがあだになる。途中から何度かフォーメーションが崩れ、今ひとつの演舞に。いや~難しい。

昼休みに、地方車を止めている駅前のロータリーでメンバーと集合時間を待っていると、北天魁が曲をかけて「練習」を始めた。あくまで練習だがお客さんは集まってくる。そんな中「舞ちはらもやらない?」とのささやきが。全く予定もしていなかった僕は、昼休みで体も心ものびきっていたのでいったん断ろうと思った。しかし、これだけ観客の多い船橋でステージ演舞を披露することは普通できないと思い直し、メンバーに声をかけ踊ることにした。寝耳に水のメンバーたち。立ち位置確認をしてから、お客さんの前で最低限の準備体操「屈伸とアキレス腱のばし」もご披露してから、演舞を開始。まあ、こんなに急に踊るとさすがに声もでず、演舞としてはいまいちだった。ただし、次のパレード演舞への準備としてはおおいに役立った。

午後の演舞はAコースからのスタート。お客さんの数は午前中の比ではなく尋常じゃないくらい増えていた。船橋のお祭りは歩道に露天が出ているため、お客さんは車道に座って演舞を見る。なので踊り子との距離が非常に近い。この限界にまで近い距離感が踊り子にもお客さんにも異様な興奮を生み出す。男隊の演舞も脇のお客さんにアピールするように若干の変更をしたのだが、それも効果を上げた。

最後のBコース演舞。例のカーブしているコースだが、お客さんで埋め尽くされている。

しかし、さすがに4本目となると何となく安心して構えることができた。僕は地方車のPAの正面を避けるために、お客さんのたくさん座っている中に割り込むような形でスタンバイ。思い切りMCをスタートさせる。驚いたような表情のお客様たち、でも次第におもしろがってくる。演舞はお客様を巻き込んで手拍子と笑顔の渦だ。楽しかった。踊り終わって沿道にはけると、達成感で僕らは互いにハイタッチしたり、握手したり、ハグしたりして健闘を称えあった。

後で冷静に考えると、今回は初めての演舞で改良の余地はまだまだあるし、千葉のトップチームにはまだまだ及ばない。でも、この船橋で僕らはちょっぴりステップを上がれたのではないだろうか。

先はまだまだ長い。がんばろう。

決戦前夜

明日、舞ちはらはふなばし市民まつりにてパレード演舞を初披露する。先日地元市原で、雨の中ステージバージョンはお披露目したのだが、一般のお祭りでの新曲演舞は実質初めてである。

例年、船橋の市民のみなさんはものすごい数の方が見に来てくれる。ほかの地域からよさこい好きの方が集まるのはもちろん、他チームからも見学にやってくる。そんな方々に僕らの演舞はどのように受け入れられるだろうか。

前日の今日も舞ちはらは外練習。なんどもパレードコースを繰り返し踊った。気になる点は時間をかけてチェックしたが、なんだろう、先週と同じくまた「無難にこなす病」の症状が出がちだ。

舞ちはらの演舞はその踊りのテクニックが高度なのでもなければ、学生チームのように力で押しまくるものでもない。僕らの演舞はとにかくお客様に「共感」を得てもらうことが第一目標なのだ。そのためには笑顔が欠かせないし、大きな声で叫び歌うことが必要。楽しいところは楽しく、見ている人も思わず手拍子してしまうような演舞を目指している。

それが、いま振りが入ってくることによって逆に緊張感や必死さが欠けていく。これは本当に危険だ。

明日は今一度初心にもどり(まあ、初回なんだけどね(笑))すべてをさらけ出していこう。

さまざまな課題はまだまだ抱えたままだが、明日は力の限り踊ろう。

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