今日は舞神楽の演舞が初披露されるということで、北習志野へ出かけた。商店街のストリートを通行止めにして初お披露目をするなんて、なかなか普通のチームではできることではない。さらに集まっているギャラリーの数もそこらのお祭りにひけをとらないくらいたくさんいる。もちろんよさこい業界関係者もたくさん集まっていた。
そして始まった新しい演舞。「河童ドドンパ屁のかっぱ」が今年のテーマ。昔、船橋にある川に河童が住んでいたとの伝説を元に、自然と人間の関わりを描いていく物語なのだそうだ。河童に扮する男隊、水を意味するブルーの衣装の女隊、大きな太鼓を打ち鳴らす太鼓隊、一番後ろにかまえる黒い衣装の部隊。そしてまといと旗士軍団。いつもながらスケールがでかい。決しておごらず、きどらず、親しく、時にはコミカルな演舞だった。全くの新曲なのだがあちこちに「いつもの」舞神楽のフレーズも登場して、常連のお客さんも安心させる。
実に良くできてる。いい演舞だなあ。
—-
その後夕方からは舞ちはらの練習だった。
今日は振り落としの最終回。何となく気合いが違う。みんなで舞神楽を見てきたせいだろうか。テンションが高い。
パレードの後半を振り落とししていただいた。ステージとほぼ同様の振り付けだが、何カ所かは調整した。順調にすすみ、最後にはじめから通しで踊る。
はじめはパレードバージョン、そしてステージバージョンを1回。この最後の1回でとりあえず仮のポジションを決めることになった。みんな顔が真剣だ。少しでも前のポジション、センターのポジションを得るために、力の限り声を出し踊った….
その演舞を見ているうちに、ちょっと不思議に感じた。舞ちはらのメンバーってこんな感じじゃなかったよな。いつも遠慮してなるべく前に出ないようにする人ばかりだったよな。それが今はどうだ。ちょっと感動すら覚えた。
演舞の結果何人かのポジションが変更になったが、それはたいした事ではない。よさこいのポジションで重要じゃないところなどないのだから。それよりもひとりひとりが気持ちが伝わってきたことが素晴らしい。この瞬間を、この演舞を忘れずにこれからもがんばろう。
昨日はありがとうございました。
観てくださった方々から、ダメ出しをいっぱい頂きました。
まだまだ課題が山積み。
本番まであと3週間。頑張ります。
次回は来週の日曜日29日の正午、市原市役所の駐車場で、北天魁さん市船吹奏学部さんと一緒にお披露目です。
たんぽぽさん
お疲れ様でした。素晴らしい演舞ありがとうございました。札幌でもがんばってください。来週も見に行きますよ。よろしく。