衣装完成~高まる熱気~がしかし。

舞ちはらの週末練習。昨日は完成した衣装を着て、演舞のチェックを行った。とても着るのも簡単だし踊りやすい衣装だが、ちょっと色柄はシンプルだったかなあ。もう少し派手でもよかったかもしれない。海幕祭後に改良が必要だろう。

パレード練習は踊るたびに細かい調整が必要になってくる。その都度振りを変え調整するのだが、みんなはよくついてきてくれている。繰り返し踊ることによって、テンションも上がってくる。

そんな矢先だった。

一人のメンバーが着地をした瞬間に、妙な足の付き方をした。ちょっとひねったか?と最初は簡単に思っていた。しかし、痛みが取れないとのことで、その後は練習を休んで見学していた。今日になって医者にいった彼女から届いた診断結果は「膝前十字靭帯断絶」。骨にも少しひびが入っていたそうだ。靱帯の修復には手術が必要だそうで、海幕祭はもとより今シーズンを棒に振ってしまったかもしれない。本人はしきりに僕にあやまっていたが、イベント直前にこんな事になってしまって気の毒で仕方がない。とにかく早くよくなって欲しい。

今日の練習前に改めてメンバー全体に、けがに対する注意をしたが、ハードな練習とけがは紙一重だ。悩ましい。

今日は外でパレードの通し練習。距離感を掴むために何度も踊り直し、間に合わないところや、進みの悪いところを修正した。そのうちに乗ってくると不思議に進む距離も長くなってきて、70~80mは軽く進むようになった。まだまだ感動を呼び起こすにはほど遠いが、見れる演舞にはなってきたか。

その後屋内でステージの練習。声も出てきたが、気になるのは子供たちに元気がないこと。大人に比べてやる気がないのか、恥ずかしいのかさっぱり声が出ていない。表情も暗い。何度言ってもなかなか直らない。せっかくフロントにいるのにこれではいかん。

課題はありつつも、昨年のレベルまでにはきているだろう。

しかし、目指すはもっと上だ。

1から出直し

海幕祭まであと2週間となったが、舞ちはらの演舞はまだまだ未熟なままだ。

振り付けはパレードバージョンがやっと昨日完了した。海幕祭の午前中の演舞は、パレード形式のみしか認められないことを最近しらされた。昨年同様「パレード間に合わなかったらステージでいいや」などと、たかをくくっていたが甘かった。練習はあと数回しかなく、踊りこみ不足になることは目に見えている。子供たちの練習態度をめぐって振り付け師の方に非常に不愉快な思いまでさせてしまい。チームの姿勢自体が問われる状況だ。この5月は仕事が忙しく土曜練習にでれないことも多々あり、そのために僕の目が行き届かなかったことも反省。

ステージ演舞に「グッときた」先週とは打って変わって、僕は多少自信喪失気味。

常陸の国よさこいでは舞神楽が2009を初披露し大賞を勝ち取ったそうだ。やはり今年も強い。

不覚にもグッとくる

舞ちはらの週末練習。昨日は仕事で練習にでられずその仕上がりが気になっていた。

今日は日曜練習。発注してあった新しい鳴子が完成し、みんなに配布された。それを持ってのまずはステージバージョン。だいたい1回目の演舞はさほどたいしたことがないのだが、今回はちょっと違った。昨日の練習でかなり細かいところを繰り返しチェックしてもらったようで、動きがそろっている。声もよくでていて、見ていて迫力があった。演舞が終わったとき思わずグッとくるものがあった。細かいところでは、振りを間違えてる人がいたり気になるところはありつつも、いい仕上がりではなかろうか?

でも、ファイナルに残るとなると話は別だろう。まだまだ「魅せる」踊りにはなっていない。

さらに、パレード演舞はまだまだ未完成。今日も試行錯誤を続けながらやっと曲の半分ほどまできたが、まだ全貌が見えない。

週末練習とキッズダムイベント

昨日と今日は週末練習。

先週ステージの振り落としが完了したので、昨日はその復習と踊りこみを中心に練習をすすめる。最初に先週のビデオをみんなで見てもらったが、さほどのリアクションもなし。まあ、振り落とししたばかりの自分の演舞を見ても感激があるはずもなし。

さらに曲の歌詞を配布し、掛け声をかけるところを確認。もっと声を出していこう。演舞前に円陣を組む。団結を強め、演舞に気合いを入れるねらいだ。効果のほどはまだわからん。

踊りこんでいくうちに徐々に声も出るようになり、だんだん「見れる」演舞になってきた。まだ「魅せる」演舞ではないが。

昨日はパレード演舞の振り付けもスタート。振り付け師の方は「すぐに終わりますよ」って言うのだが、うちのチームはそんなに器用ではないぞ。今日もパレードはたった一つの振りで大混乱。振り付け師の人もいなかったので正解がわからず、あれやこれやと試行錯誤。果たして海幕祭に間に合うのだろうか?

今日は市原市のキッズダムでよさこいのイベント。うちは不参加。一昨年参加したのだが、スケジュールがアバウトすぎたし、音響がまともに動かずさんざんな目にあった記憶しかなく、今年も参加は見送った。音響のひどさは相変わらずで、何チームかは音が出なかったり、音が小さかったり、飛んだりとさんざんだった。少なくともお金をいただいて入場しているお客様に見せるイベントなのだから、音響のテストぐらいはすべきだろう。

今年は14チームが参加したが、荻組いぶきをのぞいてはすべて昨年の演舞だった。そんな中Ryukiと南行徳スカイは午前と午後で演舞曲を変えたりして、工夫していたのに感心。

ひさしぶりのよさこいイベントだけに、他のチームメンバーとも久々にあって話せた。どこも海幕祭を目標に練習を進めているようだが、うち同様なかなか苦労しているようだ。

踊り以前の問題

今日は舞ちはらの定期練習。振り付け師もやってきて最後に近づいた振り付けを進める。

時間もあまりなかったので8×4ほど進んだ。

練習後、振り付け師の方と一緒に飯を食ったが、そこで僕もうすうす感じていたことをはっきり言われた。

「もとまっくさん、ファイナルに残りたいと思っているなら、今のままじゃ全然だめですよ。メンバーからそのような意志が感じられない。ただ流して踊っているだけですね。もっとアピールしてくるものがなければ、『絶対に』ファイナルには残れない。」

副代表と一緒に聞いていたが返す言葉もなかった。

そもそもみんなファイナルに残りたいと思っているのか。

昨年の12月、おみがわよさこいで惨敗した事を受けて、メンバーで年間の総括をしたときに、「ファイナルを目指すチームになるのか?踊って楽しいチームでいればいいのか?」という話をさんざんして、前者を選んだはずだった。僕もファイナルを目指すチームでなければ続ける気はしなかった。それを前提として、僕は振り付けも、作曲も、衣装もすべて前年とは違う新たなものにしてきた。しかし、肝心のメンバーの気持ちがついてきていないとすれば何にもならない。

確かに、振り付けがまだ未完成でそれを覚えていくことが精一杯だということはわかるが、それ以前に「上を目指す」意志がなくては、絶対に見る人には何も伝わらない。それができないのは僕の責任。メンバーがその意志をもてるようにするための仕掛け作りや働きかけをすることが僕の仕事だ。もう一度初心にもどろう。妙案はないがくどいくらい繰り返して語るしかない。