近いようで遠かった「東京」

昨日は、舞ちはらは初めて「東京よさこい」に参加した。今年で15回目を迎えるこのお祭りは、全国から110もの参加チームが集まり、東京の池袋を中心に都内数カ所で演舞を行う。以前よりその存在は知っていたのだが、10月のこの時期は、例年千葉県内のイベントと重なり、参加したことはなかった。

現地でまず驚いたのは、観客の数の違い。想像以上に沿道を人が埋め尽くし、踊り子にとってはテンションが上がる。さらにその演舞場所にもびっくり。最初の演舞会場はまさに飲み屋街のど真ん中(笑)通りが狭い上に、横道からの人通りのコントロールもアバウトなので、人が横切るわ、自転車は通るわ(笑)

池袋に来るのも初めてというメンバーもいる舞ちはらは、すっかり雰囲気にのまれてちょっと緊張気味。でも次第にそれを楽しむようになってきた。先日おこなった振り付けの変更がまだまだなじんでおらず、最初ドタバタ感が否めなかったが、1回目、2回目と重ねるごとに徐々にそろってきた。

3回目のパレードを終えて、混雑する地下街を抜けてJRへ。山手線で巣鴨まで移動。プラカードを掲げて、衣装で移動する僕らに通行する人はみんな奇異な目を向ける。中には「どこで踊ってるの?」とか「がんばってね」とか声をかけてくれる人も。いやはや楽しいね。

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これを持って歩くなんて「ゲバゲバ90分」だね!

巣鴨の駅前でステージ演舞では、構えをしただけで観客から謎の拍手が涌いた。こんな経験はないな。(笑)いまだ理由は不明。

開会式も閉会式もない、アバウトなイベントは最後の演舞でおしまい。メンバーは帰路についた。

だが、僕と何名かは表彰式に残るように指示され、最後まで残ることに。30チームくらいが何らかの賞をいただけるとのことで、ちょっぴり淡い期待を抱いたが、案の定何も受賞なし。正直少し悔しさはあったが、当然だろう。東京の素晴らしいチームの演舞も見ることができたし、収穫もあった。

次はちばよさ。今度こそファイナルを狙うぞ。

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