昨日は舞ちはら2012の初お披露目だった。市原市の消防局からのお招きで、消防操法大会のアトラクションとして演舞させていただいた。
朝からざあざあと強い雨が降り、主催の方からも「無理に踊らなくてもいいですよ」と言われ、踊るかどうか迷ったが、今やめたら何か今年いっぱい後悔が残るような気がして決行することにした。
予定より少々早く1回目のステージ。女隊の傘の使用や衣装替えも省略することにした。僕らは円陣を組み気合いを入れ、降りしきる雨の中へ出て行った。新品の衣装がたちまちずぶ濡れに、僕はメガネが曇って視界がゼロにww
しかし、曲がかかると体の中から熱いものがわき出すように、雨のことは気にならなくなった。なんとか新曲の「笑う角には副来る」を踊どりきった。もう1曲乱舞を踊って1ステージは終了。
2回目のステージ前に雨は上がった。今度はすべての小道具を準備し、気合いを入れ直して演舞。1回目より若干お客様の数が減ったような感じがしたが、気にしない。男隊の傘がどうにもしまえず、僕に手渡してきたものがいたり、鳴子がすっ飛んだり、まだまだ小さなトラブルはあったがどうにか踊りきった。
今回の消防操法大会は消防団同士が日頃の訓練の成果を競い合うコンテストであり、僕らの演舞以外は会場がかなりの緊張感で満たされていた。そんな中で踊る機会を与えてくれた消防局のみなさんには、なにからなにまでお世話になり、心から感謝したい。また、佐久間市長もわざわざ僕らのところにねぎらいの言葉をかけにきてくれて、一緒に記念写真に収まってくれた。さらに、ほかのチームのメンバーやいつも励ましてくれる常連カメラマンさんや元チームメンバー、そして家族の方々が僕らの初披露に集まってくれて、本当にどうもありがとう。うれしかったです。
その日の夕方からは、そのビデオを見ながらみんなで反省会。一生懸命踊ったと思ったが、振り付け師さんからの厳しい指摘が、まあでるわでるわ。結局大幅なフォーメーション変更も含めると、今日披露したステージバージョンはもうすでにその日のうちに、かなりの変貌を遂げてしまった。 www
その後体育館でその指摘に基づいて練習。隊ごとに修正となった部分を繰り返し踊る。
最後に修正をふまえた「新」バージョンをはじめから通して踊ってみる。
するとどうでしょう。
あーら不思議。振り付け師と僕が顔を見合わせて、異口同音に言ったのが、
「今日の演舞の中では最高の出来だね」 (笑)
観客の前でこれができなくちゃね。
練習が終わった後はもうへとへとだったが、修正を行ってよかった。
次の船橋はパレードだが、きっとそれにつながる成果が出たと思う。
written by iHatenaSync