佐野元春トークイベント

今日は銀座のアップルストアで行われた「Moto Sano talks about the music of COYOTE」を見に行った。明日発売のニューアルバム”COYOTE”のプロモーションの一環だが、佐野さんに会えるということで仕事もほどほどに銀座に。午後7時からのイベントなのに4時にはもう人が並んでいた。(一番早い人は3時から並んでいたようだ。)僕はせっかくなので、アップルストアによる「Photoshop workshop」を受講してから、その列に並んだ。

2時間以上ならんでやっと店内に。

写真撮影はだめだったのでこの1枚しかとれず。

「君が気高い孤独なら」のPV上映に続いて、佐野さんとそのバンド仲間3人が入場。佐野さんはアルバムジャケットと同じような帽子をかぶり、黒のポロシャツといういでたちだった。

まずはCOYOTEというアルバムタイトルについて。

「アメリカのボストンの動物園で初めてコヨーテをみたんだ。『いいね』と思ったよ」(笑)コヨーテは生きていく力強さのようなものの象徴でもあるそうだ。

アルバムジャケットの撮影は千葉の九十九里で行われたそうだ。日本に1体しかないコヨーテの剥製が使われたとのこと。

佐野さんと仲間たちの好きな音楽の話などでひとしきり盛り上がったあと、これからの音楽のディストリビュートの仕方について佐野さんは以下のように希望を述べた。ひとつ、世界中のどこでもだれでも音楽が手に入れられるようになって欲しい。(iTunes Storeはそれに近い)ふたつめに、DRM(コピープロテクト)は必要ない。リスナーをもっと信用したい。そしてdaisy musicというレーベルを主催する佐野さんとしてはもう少し1曲の単価を高くしたい、と述べていた。

コヨーテは一つの映画を作るように作られたそうだが、実際に佐野さんはパソコン(もちろんマック)でシナリオを書いたそうだ。そして参加ミュージシャンが若く、彼らを喜ばせようと考えていくうちに曲がどちらかというと若者向けになったという。これは曲の内容が30~40代だった前作「The Sun」と対照的だ。

コヨーテはパート1、パート2に別れているようだが、これは聞く人の集中力に配慮した結果だそうだ。パート1から聞いてもいいし、2から聞いてもいい。どちらからでも起承転結はあるように制作されている。

佐野さんにこんな近くで話を聞くのはホントに初めてだったが、こんなに気さくな人だったんだとちょっと驚いた。ラジオやテレビ、あるいはステージなどでずいぶん見てきた気になっていたけどメディアを通してみるのと、直接見るのはやっぱり違うんだなあ。

明日アルバムが届くのが楽しみ。

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