舞ちはらは今まさに、新曲の製作真っ最中。
昨日は、いつもの練習場所が事情で使えず、市原市の臨海地区にある、某大企業の某大工場の1フロアをお借りして練習をするという幸運に恵まれた。(まあ、メンバーの職場なんだけどね。)
振り落としも4回目となり、ほぼ振り付け自体は最初から最後まで完了した。はじめの頃はその曲のスピードに翻弄されていたメンバーも、徐々に新しい振り付けが身に入り始め、徐々に楽しんで踊るようになってきた。まだフォーメーションは全く手つかず。しかし、この日はいくつかの実験が試みられた。
仮のフォーメーションを組んで踊って見ると、いままでバラバラの配置で踊っていた演舞が、急に命を与えられたかのように、大きく迫って見えてくる。単純な振り付けの方がさらに効果的で、ハッと息をのむ。
毎年、振り落としを前から見ていて、心をグッとつかまれる瞬間が何度かある。それが今年はこの日が初めてだった。
ほんの一瞬だったが、今年の演舞に初めて可能性を感じた瞬間だ。
たぶん、同じフォーメーションは採用されないだろうし、完成バージョンは全く違ったものになるのだろうけど、僕はこの瞬間が来るたびにちょっぴりホッとする。目指す道は間違ってないなと確認できた気がするからだ。
今年も良い演舞になる。きっとなる。作り上げよう。