今日は舞ちはらの定期練習。振り付け師もやってきて最後に近づいた振り付けを進める。
時間もあまりなかったので8×4ほど進んだ。
練習後、振り付け師の方と一緒に飯を食ったが、そこで僕もうすうす感じていたことをはっきり言われた。
「もとまっくさん、ファイナルに残りたいと思っているなら、今のままじゃ全然だめですよ。メンバーからそのような意志が感じられない。ただ流して踊っているだけですね。もっとアピールしてくるものがなければ、『絶対に』ファイナルには残れない。」
副代表と一緒に聞いていたが返す言葉もなかった。
そもそもみんなファイナルに残りたいと思っているのか。
昨年の12月、おみがわよさこいで惨敗した事を受けて、メンバーで年間の総括をしたときに、「ファイナルを目指すチームになるのか?踊って楽しいチームでいればいいのか?」という話をさんざんして、前者を選んだはずだった。僕もファイナルを目指すチームでなければ続ける気はしなかった。それを前提として、僕は振り付けも、作曲も、衣装もすべて前年とは違う新たなものにしてきた。しかし、肝心のメンバーの気持ちがついてきていないとすれば何にもならない。
確かに、振り付けがまだ未完成でそれを覚えていくことが精一杯だということはわかるが、それ以前に「上を目指す」意志がなくては、絶対に見る人には何も伝わらない。それができないのは僕の責任。メンバーがその意志をもてるようにするための仕掛け作りや働きかけをすることが僕の仕事だ。もう一度初心にもどろう。妙案はないがくどいくらい繰り返して語るしかない。