かなり以前もこんな話をしたような気もするが、僕の職場のパートさんの話。
彼女は4ヶ月前くらいに採用した。勤務態度はまじめで仕事も一生懸命取り組む…ようにみえた。
ところが、11月の初旬に突然やめると言い出した。理由は正社員として別の仕事につくことが決まったからだという。多少ショックはあったが、まあよくある話でもあるので、11月の中旬まででうちをやめることを認めた。
それで、ちゃんと勤め上げてくれれば、何の問題もなく円満退職だったはずだ。
ところが、翌日から遅刻や欠勤が目立つようになり、とうとう無断欠勤となって、僕からの電話にも応答しなくなり、音信不通になってしまった。いくら次の仕事が決まったからと言って、無断で突然こなくなるのは、ホントに困る。おかげでその穴埋めの仕事は、当然僕がすることになり、重要な会議をいくつか欠席せざるおえなかった。
いつの間にかロッカーも荷物がきれいになくなっていて、ある程度「計画的バックレ」だったんだな。もう会うこともないだろうと思っていた。後任の人も採用し、正直その人の名前さえわすれかけていたら…
今日、突然やってきた。
なにやらお詫びめいたことを言うけど、こっちは驚くやら、あきれるやら。何をいまさらしにきたんだ?って聞いたよ。
何もいえない彼女に、「社会はそんなに甘くないよ。もう2度とこんなことはするなよ。」と、まるで万引きした女子高生に説教するおまわりさんみたいに、しばらく語っちゃったよ。
まあ、謝りにきただけでも、よかったんだか、悪かったんだか…
後味が悪い出来事でした。