今年も新入社員がやってきた。本格的に仕事を始めるのは4月になってからだが、今回は研修の意味も込めて3日間のアルバイトだ。
かっちり、ビジネススーツを身に着けてやってきた新人は、利発で元気、希望に満ちあふれる小柄な女性だ。いままでも何度かあったことはあるが仕事をさせるのは初めて。
今日は職場を見て回り、他の職員やパートさんに挨拶。簡単に職場のきまりを説明し、その後は学内をちょっと案内。
いちいち僕の説明を一生懸命メモろうとしている姿がけなげ。新人らしい初々しさだ。僕は今回彼女の採用には関わっていないのだが、多生協の人事担当者からも絶大の推薦があった彼女だそうだが、どうだろうか。
僕は新人には過大な期待はしないようにしている。この間、パートさんを含めて過大な期待は失望に変わることがしばしばあったからね。まずは与えられた担当分野をしっかりこなしてくれれば御の字。多少の失敗は想定済みだ。思った通りに働いて欲しい。