第15回YOSAKOIソーラン祭りー(2)

札幌2日目。6月11日。すがすがしい晴天。

まず朝は8丁目ステージへ、ちょっと出遅れてCHIよREN北天魁の演舞を途中から見る。

その後、いい子さんにあいさつ。

そして、初めて桟敷席の券を買って6丁目のパレードを見る。最初はAOMORI花嵐桜組。

昨年同様、次々と変わる衣装とスピード感あふれる演舞。かっこいい!

その後、CHIよREN北天魁。パレードも相変わらずすごい。今年もちよれん魂見せてくれました。

関西京都今村組の審査パレード。

すごい。気合が入っているってもんじゃない。思わず身を乗り出しファインダーに

収めようとするけどできない。振り付けに切れがあるのはもちろんだが、この

YOSAKOIソーランにかける、全員の想いがあふれ出るような、そんな演舞だった。

ああ、僕は文章が下手なんでうまく表現できないけど、次のかずさ連の演舞もそこそこに

桟敷を飛び出し、3本目以降の演舞を見るために今村組の後を追っかけた。

といえば僕がどんな気持ちになったかわかるかな?

とにかく、もう一度見たかった。4本目のパレードと5本目の静止パレード。いずれも

すばらしかった。

その後、公園にいた山内先生とあいさつ。hiroさんがきてるよ~っと電話をつないで

もらいあいさつ。北天魁のkane氏とほさかさん、いい子さんにもまた会ったので

少しお話。

山内先生から風雅というチームを薦められて、パレードコースに戻って見学。

その後も粋~IKI~(北海学園&ほくせんカード)、北海道大学”縁”、

パスキー&北海道医療大学などを見る。

次に札幌駅前に移動し黒潮美遊の演舞を見る。演舞後とみ~さんとばったり出会う。

今年は美遊のカメラマンを努めたそうだ。美遊の倉さんとあいさつをした。

駅前が最後の演舞だったので終わってしまうとなんかさびしいと言っていた。

そして一番街に戻って舞DOCOMOをもう一度。そして乱舞童をもう一度。乱舞童の

方に何とかお礼を言いたかったのだけど、終始張り詰めた雰囲気のため結局

声かけられず。

第15回YOSAKOIソーラン祭りー(1)

いま札幌から帰ってきた。ちょっと遅くなったがそのレポートをアップします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6月10日(土)

まずはホテルに荷物を預け、8丁目会場へ。

9丁目あたりについたころ再び雨あしが強くなる。こりゃ踊り子にはつらいなあ、

などと思っていたけど見るほうもつらかった。最初はかさをさしていたけど、片手が

ふさがりビデオもとりづらい。ビデオカメラも濡れる。そんな朝にもかかわらず

予定通り演舞はスタートする。パレードの最初は乱舞童だった。9丁目付近で

チームとしては4本目となる演舞を見る。乱舞童らしい4つのカラーに色分けされた

すばらしい演技に最初から胸が熱くなる。スピードといい統一感といい、昨年より

さらにすばらしい。

演舞の後に知り合いにお土産をわたそうと思って、機会をうかがっていたのだが、

審査を含む怒涛の5連続パレード演舞を終えたためか、みんな涙ぐんでいて声をかけ

れる雰囲気ではなかった。

次にパレードコースでは平岸天神がやってきた。今年の平岸天神は昨年よりさらに

全体の動きがうねるようになっていて、またも胸を打たれる。毎日10時間近く練習

するといわれるチームだけに踊り子の息もぴったり。衣装や曲調はいつもとあまり

変わらないんだけど、それが逆に平岸の個性ともなっている。

このころ、雨も非常に激しく降っていたけど冒頭の2チームを見ただけでも無理して

札幌にきたかいがあったと思った。

そして、赤レンガ前で関西京都今村組の演舞を見る。今村組の演舞は最初からパワー

全開。会場が狭かったのだがはちきれんばかりの力で見るものを圧倒した。

踊り子の両手が、まるで鋭いナイフのように曲にあわせて空を切り裂く。すごい。

最後は弓矢を赤レンガの建物に向かって射るパフォーマンスも。

パレードコースに戻り、VOGUE038,ヴァイア&豊栄建設などのパレードをチェック

するが雨が降り続き見づらい。

そして、JR札幌駅の会場へ移動した。やっと雨もあがったのだが会場が非常に混んで

いてステージがよく見えない。そんな中JAL極楽とんぼ。今年は海賊だ。う~ん??

そしてCHIよREN北天魁。いつものすばらしい演舞だったのだけど前のおじさんの

頭でよく見えない。その後平岸天神のステージバージョン。

駅前にはやまもも工房さんがお店を出していたので、フラフの製作の件を相談する。

早くデザインをしなくては。

大通りに戻って、パレードを見る。JCB・夢翔舞、あいかわらずかっこいい。

おかみさんソーランのバサラ瑞浪。去年お母様方にまじって踊ってた女の子は

今年も元気に踊ってた。新ひだか三石なるこ会。曲も昨年のものを少しアレンジしたけど

ほぼ同じ。衣装もほぼ同じ。でもあいかわらず鳴子さばきはすごい。全員の

動きもあっているのもすごい。楽しい 特選こいや丼。振りが簡単なので

となりで見ていた女の子はいっしょに踊ってた。舞DOCOMO。いつもロボットみたいに

1mmの狂いも無く演舞する。(ような印象がある)このチームも大好きだ。

ビート感がすごくいい。茨城でみた、郷人。みたぞ会津魂。札幌 男気流。

男気をテーマ(?)にしているチーム。ちょっとコワーイ。

知らなかったチームで、かっこよかったのが手鼓舞と魅天釧るい、スピード感と

振りがぴったり合っていてすばらしい。

千葉のチームで市立船橋高校吹奏楽部THEよさこい。ブルーの衣装がかっこいい。

踊りの均整がとれてすばらしかった。先生も地方車の上から「お前らまじ最高」

と言っていた。ぼくの隣でみていたおじさんも絶賛。「北海道の高校生には

できないよ~。すごいよ。」

コカコーラ札幌国際大学。パステルカラーできれい。

そしてわれらが東京理科大学yosakoiソーラン部。昨年とは衣装も演舞もがらりと

変わって、ぐっと和風になった。

夜はファンキーすすきの会場でAOMORI花嵐桜組などをチェック。

いざ札幌へ!

いよいよ明日から札幌へ旅立ちます。

北海道のチームのお友達から、「よさこいタイムス」を送ってもらってスケジュールもチェックした。

この旅で次のステップとなる何かをつかみたい。

BUSY at Monday morning !

月曜日は何かあわただしい。

通勤の電車に乗っていると、携帯が鳴り出す。

「店長、飲料がカーゴ車5台分入荷してますが、どこに置けばいいのですか?」

とりあえず、あそこへ置け!と指示を出して、職場についてみると、

「店長、今日入荷したサンドイッチの量が異常に少ないのですが?」

棚を見ると確かに通常の4分の1くらいしかない。入荷伝票はあっている。

となると発注が間違っていたのか?調べている途中で

「店長、さっき入荷した飲料はどこに移動しますか?」

入るだけバックの冷蔵庫に残りは倉庫だ!

「店長、お菓子が130ボール入荷しましたがどこへ入れればいいですか?」

とりあえず、あそこへ置け!残りは倉庫だ!検品したら正面のワゴンへ

品だししろ!

さて、サンドイッチはどうやら発注漏れだったようだ。担当者が出勤したので

確認させる。

「店長、すみません。やはり発注が漏れてました。」

青い顔で報告する。このままでは明日も同じ状態になってしまう。取引先3社

の営業に電話をして何とか1社から明日の納品を追加してもらえるよう了承を

取り付ける。

出勤してからここまでわずかに30分ほど、制服に着替える間もなかった。

月曜日は何かとあわただしい。

プロセス

CHIよRENのKANE氏が確か去年の北天魁のテーマで『見せよ「プロセス」今ここに』とよく言っていた。つまり本番のステージにいたるまでの過程が非常に大事であると。

いま自分のチームでオリジナル曲を練習しながらその事を考えていた。

はたしてこの演舞は完成するのだろうかと思い悩む。諸般の事情でチームを離れる人はいるし、来てなかったのに急に復活宣言する人もいる。イベントに対する考え方も様々で、踊りに自信が無いので参加を尻込みする人もいる。

自信なんぞ僕にだって無い。だからこそ練習するんだ。以前山内先生がおっしゃってたように、一回でも多く踊った者が最後には笑うんだ。

人生は一度しかないんだ。いまやらずに後悔するくらいなら、やれるだけやって本番を迎えようぜ。

そして振り返った時に、そこへ至る「プロセス」が自分にとって価値ある物であるように力を尽くしたい。