さよなら

いつかはこの日が来るのかと、覚悟をしていたはずなのに、いざ本当になると信じられない。

信じたくない。

元よさこいカメラマンの中年ライダーさんが、今日亡くなった。

僕がその知らせを受け取ったのは、ランチの中華料理店でオーダーをした直後だった。ふと見たメールにその知らせがあった。信じられなかった。頭の中が真白な霧のようなものでいっぱいになって、運ばれてきた料理も味がわからなかった。

舞ちはらがまだできて数年の頃に出会い、たくさんの写真を撮ってくれた。審査で全く認められなかった頃も、「あれは審査員がおかしいよ、舞ちはらはすごくいいよ。」と励ましてくれた。お酒が好きで、酔うと話が止まらなかった。その話を聞いていると楽しくて、幸せなきもちになれる暖かい人だった。

どうしてこんないい人が、こんなに若くして逝ってしまわなければならないのだろう。悲しくてやりきれない。

ライダーさん。ありがとう。どうぞ安らかに。

年末に思う

2014年も残すところあと数時間となった。

今年一年はどんな年であっただろうか。

ひとことで言えば、仕事や課題に追われて自分を見失いかけた年だったな。

いまの役職になってから約1年間が過ぎたが、思っていたことの半分もこなすことができなかった。それどころか昨年よりも後退しているかもしれない。情けない。さっぱり勉強もしていない。今年何冊本を読んだだろうか?

いつの間にかジムに通うのもやめてしまった。思い立って始めたダイエットも2週と続かなかった。腹の周りに怠惰の輪っかが膨れ始めている。

YOSAKOIはどうだったか?イベントの審査の成績うんぬんよりも、自分が多忙になり、練習にまともに行けなくなっていることが心苦しい。代表でMCという大きな役割を担っているのに、頑張っているメンバーに立つ瀬がない。

でも、だ。根拠は全くないけど来年はいい年になるような気がする。

悲観的になっても人生楽しくない。

来年もがんばろうっと。

ちばよさ

ちばよさこいの2日目でした。
人生あきらめたらいかん!
ということを思い知りました。
詳しくは待て次号!

新しい仲間

昨日、舞ちはらに新しいメンバーが入会してくれた。ちはら台近郊で行われた何回かのイベントを見て、入会を決めてくれたのだ。そして、もう昨日から練習に参加してくれた。

小学校5年生の女の子。こんな小さい子が1人で入会を決めるなんてとても勇気が必要だったろう。練習が始まると、みんなの前で目を輝かせながら踊りを見つめていた。僕が「まねして踊ってもいいよ」と言うと意外な答えが返ってきた。

「踊れます!」

彼女は隊列の後ろにまわると、曲に合わせて踊り始めた。

いや、驚いた。踊っている。入会して初めての練習で、なんも教えてないのに踊れてしまうなんて。

すごいな。僕なんぞ数ヶ月間ずーっと見てるのにいまだに踊れん。σ(^_^;)

これからの彼女に期待。

昨日は近所に住む男性の方も、小さなお子さんを2人連れて見学に来てくれた。聞くとかつて札幌のチームで踊っていたそうだ。ぜひ一緒に踊りましょうと勧めたのですが、子供たちが興味を持ったら考えます、とのことだった。待ってますよー!

さあ、来週はいよいよ大江戸ソーラン、そしてその次はかまがやだ。ただ全力を尽くすのみ。

新秘密練習場は風向きによっては「田舎の香水」攻撃がキツイ事が判明www

新たな演舞を作る

昨日は舞ちはら振り落としの3回目だった。

曲に歌が入って、やっと全容が見えてきた。が、それとともに明らかになった曲の雰囲気によって、メンバーに動揺、驚き、照れ笑い、苦笑いが広がった。

今年の演舞曲は底抜けに明るい。メッセージも単純。一度見れば全て分かる。スピーディーでノリノリ。下手をすれば、ただのどんちゃん騒ぎに見られかねない。テーマをうまく観客に伝えるには、照れたりしていたらダメだ。圧倒的な演技力が求められる。

振り落としも全体の6~7割は進んだ。最初はアタフタしていたメンバーも、徐々に楽しんで踊るようになってきた。メンバーから振り付けのアイデア提案も出たりして、今までにない雰囲気だ。

だけど、僕らは知っている。振り落としの直後は新しい踊りが新鮮で楽しい。だんだんフォーメーションや細かいところを詰めていき、道具や衣装を使うようになると、楽しんでばかりはいられなくなる。

まだまだスタートしたばかり。目指す頂きはまだまだ遠い。