最初の1歩〜YOSAKOI船橋

イメージ 2昨日4/21新船橋にあるイオンモールの1周年記念イベントとして開催された、「YOSAOKOI船橋」に参加した。

舞ちはらの2013年新演舞「袖振り合うも多笑の縁」の初披露だ。

<始まりはいつも雨降り♫>

昨年の初披露の時も土砂降りの雨の中でのスタートだったが、なんと今年も前日の夜から雨だった。しかもこの時期としては異例の真冬並みの寒さ。最悪の過酷な条件でも、イベントは予定通り開会。ザアザア降り続く雨の中で開会式が行われ、野田前総理をはじめとするお歴々の挨拶が続く中、僕らはカッパを着て、衣装の裾や足袋がだんだん濡れてくるのを気にしながら「早く終わって〜」と祈っていた。

挨拶のあと、船橋非公認のゆるきゃら「ふなっしー。」がやってきて会場は大盛り上がりだったが、僕らは気が気ではなかった。ふなっしーがさんざんジャンプをして体力が切れたところでやっと開会式は終了。僕らはイオンの中に逃げるように退散し、早めの昼食で暖をとった。

<雨の中で最初の演舞〜縁とは>

お昼になって僕らの最初の演舞順が回ってきた。円陣を組んで、メンバー同士で激励し合ってから演舞場に向かう。上着もカッパも脱いでスタンバイ。冷気がすぐに体を冷やす。柏紅塾さんに続いて僕らの番だ。降りしきる雨の中へみんな飛び出していった。

MCをゆっくり目にスタート。直前の練習まで「かみまくって」いた僕だったが、不思議と本番ではかまずにスムーズにスタートできた。曲が始まり、静かなピアノの旋律が流れる。ゆっくりとメンバーが踊り始める。旗士の振る大旗がみるみる雨で色が変わっていく。でも、僕たちは力の限り踊った。曲のテンポはゆったりから、歩くようなスピードになり、ジュニア隊のコミカルなソロをはさんで、女隊の優雅な傘の舞にバトンタッチしていく。

 

昨年の秋からテーマを考え始め、悩みに悩んでたどり着いたのが、今年のテーマ「縁」だった。僕らはよさこいを通じて実に様々な方々と出会うことができた。時には励まされ、時には慰められ、一緒に泣いたり笑ったり、感動したりしてきた。それもこれもよさこいを通じての「ご縁」があったからだ。そのご縁を大切に、そしてさらに広げていきたいというのが今年のテーマだ。

テーマから作詞・作曲〜振り落とし〜練習〜そして衣装づくり、約半年間の努力の結集がいま観客の前で形になりつつあった。

<最初の演舞終了〜そしてむちゃぶりw>

女隊のスローな演舞の後は、ギアがトップに入り徐々にスピードアップしていく。そして、みんなでおなじみのラインダンス。後半はどんどん楽しく、そして大団円のフィナーレに。

踊り終わった後の観客の反応は微妙だった。できたての初めて見る演舞に、戸惑いを感じているようだった。ただ僕らは踊りきったことの安堵感でいっぱいだった。まずは最初の1歩だ。

退場してホッとするのもつかの間、イベントの委員で舞神楽のプロデューサーの元ちゃんから、「もう1回踊らないか?」と言われる。なんでそんなことになるのかもよくわからないまま、「1回でも多く踊りたいよね。…そして僕も舞ちはらの演舞もう一度見たいし。」と諭され、よっしゃ!やったろ〜ということに。

ずぶ濡れのメンバーにその事を伝えると、降り続く雨の中で続けてもう一度踊れという代表の話に当然ブーイング。でも、僕はこれも経験だよ!とかなんとか言って、みんなをステージへ。ひとチームだけ間をおいて、連続で踊ることに。

もうヘトヘトになりながら、2本目を踊り終えると、今度は乱舞のMCをやってくれと頼まれ、もう一度ステージへ。ふなっしー。もやってきていっしょに乱舞。テレビ用にあれこれ注文をつけられるが、僕はもう次のパレード演舞の時間が迫り、気が気じゃない。ふなっしーがステージを降りたところで、僕らもメンバーとともに次のパレード会場へ移動した。

<初のパレード演舞〜そして再びむちゃぶりwww>

初のパレード会場はなんと上り坂!こんな坂で踊るなんてあまり経験がない。でも、お客さんからは見やすいのかな。まだまだ小雨が降り続いていたので、女隊は小道具の傘を昨年のものに変更して踊ることにした。

実はこれまで衣装を着てのパレード練習が1度もできていなかった。そのため、ほぼぶっつけ本番。その割には列はまずまずきれいに見えた。ちょっと緊張したが初のパレードもこなして、ホッとしたのもつかの間。今度はパレード会場のMCをやっていたたんぽぽさんから「もとまっくさん、今から乱舞のMCやってくれない?」と頼まれる。どうやら都合で空いてしまったスケジュールを埋めるために、急遽乱舞をすることになったようだ。

そんなこんなで、あつまった他のチームと舞ちはらの若手とお客さんを交えて、乱舞を2曲あおったww

もう、このあたりですでにへとへと。でも、続いて3回目のステージ演舞へ向かう。

<雨上がる〜踊りきる>

3回目のステージではMCのできは最悪だった。疲れもあったが、先ほど舞台に上るときに転んだ足も痛み出して、かけ声のタイミングも間違えまくり。だめだ。

意気消沈気味で2回目のパレード演舞(都合5回目の演舞)へ向かう。この頃にやっと雨もあがり、沿道に観客も増えてきた。MCのポジションについたときに会ったのが、da-10さんだった。仕事帰りにわざわざ見に来てくれたそうだ。うれしかった。「ぜひ辛口のコメントをお願いしますね」と伝えて、もう一度気合いを入れた。この時の演舞を見て、ちゃんと彼は辛口のブログを書いてくれたww。興味のある方はこちら。

そしてこの日最後のステージ演舞。予定がすべて終わったチームが徐々にあつまり、雨もあがってこの日一番多い観客の中僕らは力の限り踊った。観客席の中には知っている顔がたくさんいた。「舞ちはら〜」とかわいい声をかけてくれる小さな子もいた。自然にわき上がる手拍子と笑顔。あたたかい歓声と拍手。僕はステージの上でしあわせを感じた。僕がよさこいをやめられないのはこの瞬間のためなんだろうな。

<やっとスタートラインにたてた〜ゴールはまだ見えない>

舞ちはらはまずはスタートラインにたったところだ。まだまだ課題は多い。演舞内容もまた変わっていくだろう。例年よりもとても早い出発になったので、今年は長いシーズンになる。ゴールは遙かかなた。焦らず、でも確実に進んで行こう。

 

 

 

 

さあ、いよいよだ

舞ちはらの新曲披露はいよいよ明日に迫った。

先週の練習で、いきなり振り付けの変更が行われ、メンバーに動揺が広がる中、衣装の仕上がりが若干遅れたこともあり、実質的な衣装練習は今日が初めてとなった。しかも予定していた外練習は雨のために中止に。

不安がいっぱいの中、とりあえずステージ練習。何とか形にはなってきているが多少ちぐはぐなところも残った。しかしもう修正をしている時間はなし。続けてパレード練習を行う。

そこで悲劇は起こる。男隊が衣装替えのタイミングを間違えたり、髪飾りを落としたり、鳴子や扇子が飛んできたり、僕がMCをかんだりするのはまだまだ序の口で、あるメンバーは脱いだ衣装の袖を踏んでしまい、みごとに袖がとれてしまった。あしたお披露目だっつーのに。

いやはやどたばた、てんやわんや。とてもじゃないが完成度が高いとはいえない。

今までももちろん練習は積んできたのだが、衣装を着て踊ると一気に事情が変わる。まだまだ練習が足りないことがわかった。しかし、もう時間はない。

明日はとにかく気合いで乗り切るしかないな。がんばろう。

なつかしいリバティ

先週土曜3/30に久しぶりのリバティの集まりがあった。ほぼ2年ぶりだろうか。よさこいを続けている人とはちょこちょこ会う機会はあるのだが、お休みしている方とは本当に久しぶりの再会となった。

特にりばこさんとは本当に久しぶりに会えてうれしかった。今はなんと大学に通うれっきとした「女子大生」だそうで、相変わらずすごいなあ。2年の間にみんないろいろ変化があり、結婚した人もいれば、市会議員になった人もいる(笑)、よさこいをやめた人もいれば、新たに始めた人もいる。

第1部は乱舞講習会。と言っても誰かが教えるわけでもなく、曲を流しっぱなしにして知っている人が踊る。疲れたり飽きたら自由にお休み。ずっと踊っている人もいれば、ずっとおしゃべりしている人もいる(笑)IMG 6491

僕は普段あまり踊らないのだが、この日は張り切ってずっと踊った(笑)ばてた。

第2部は居酒屋でカニと豚しゃぶの食べ放題。カニを食べると静かになるとよく言われるのだが、静かどころか「これは(お店との)戦いだ〜」なんて言いながら、たらふくカニをむさぼった。

第3部はカラオケ大会。なんとなく「昭和」の選曲で、チャゲアスやらピンクレディやらブルーハーツやらをみんなで熱唱した(笑)なんだか年代がばれますな。

楽しかったですね。

リバティはチームではないので、正確にはどこまでがメンバーなのかはおそらく誰も知らない。ルールらしいルールもなにもない。でも、住む場所も年代も性別も職業も全然違う人たちが、よさこいを通じて緩く集まっているところが心地よい。

次に集まるのはまた2年後かもしれないけど、次の再会が楽しみだね。