普通のマクドナルド

Mcdonalds

ネットのニュースを読んでいたら、マクドナルドが9期ぶりに減収減益になったそうだ。

マクドナルド・原田社長、神話の終焉か
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130212-00012862-toyo-nb

 

僕は原田社長がアップルジャパンの社長だった頃から注目はしていたのだが、最近のマクドナルドはちょっとおかしい。

まずは、まともなメニューが店内のどこにもないこと。かつてはカウンターの上にすべての商品が掲げられていて、「スマイル¥0-」なんて書いてあったのだが、いまはバリューセットのでかい写真ばかりで、それしか食べるなといわんばかりだ。私のような単品ハンバーガーとコーヒーだけ食べたい人は、自分の注文がいくらになるのか、クルーが見つめる中、カウンターの上に申し訳程度に置かれた小さなメニューをヒントに必死に暗算をしなくてはならない。僕のように気の小さいお客はそれだけで行く気にならなくなる。

そもそも、最近はマックシェイクとかアップルパイとかチーズバーガーとかが販売されているのかどうかも店頭ではよくわからない。

最近はさらにおかしくなってきた。注文してから60秒以内にメニューが用意できなければ、ハンバーガーのタダ券を配るとのキャンペーンでは、袋の中にとにかくめちゃくちゃに突っ込むクルーが続出。ネットでも話題になった。そして、月曜日の朝にはソーセージマフィンやら、ハッシュドポテトをタダで配ってその商品価値を地に落としてしまっている。

マクドナルドはファーストフード店としてもっと「普通」になってほしい。明朗会計、安くて、早くて、そこそこ食えればいいのだ。それ以上のことは求めない。