3チーム合同公開練習会in市原

f:id:motomac:20110529152118j:image:medium:right昨日はREDA舞神楽、CHIよREN北天魁、市立船橋高校吹奏楽部の3チームが市原の市民会館に集結し、来るべき札幌でのYOSAKOIソーラン祭りのための合同練習会を行った。本当は近隣の市民公園で開かれている震災地区支援のイベントでの演舞の予定であったが、台風の接近に伴う雨のため、急遽市民会館ステージでの演舞に変更になった。うちのチームはほぼ全員で乗り込んだ。

市船は圧倒的な人数と若さで見るものを圧倒する。さすがは昨年のファイナリストだ。一糸乱れぬ演舞は相当の練習をしたことがうかがわれる。お約束のリフトやのぼりさばきも盛り込まれ、盤石の安定感。背中に日の丸を背負い、「がんばれ日本!」「覚悟はあるか!」とテーマも明確。いいね。

昨年とがらっと変わったのが北天魁。3~4年前のまさに北天魁らしい、傘と羽織、たくさんの人数で、舞い踊る激しい振り付け。すばらしい。人数も一段と増えていいね。

舞神楽は先日のパレードは見ていたのだが、ステージは初お目見え。かっぱドドンパ屁の河童。そのフォーメーションの1ミリの狂いもない正確さ、表が緑で裏が赤という、計算された「水の隊」の衣装。踊り子が後ろを振り返るたびにステージの色があでやかに変わる。フィナーレは全員そろっての手踊りからのたすき投げ。まさに王道。すばらしい。

さすがだな。

しっかり勉強させていただきました。

ちはら台へ戻ってみっちり練習した。

僕らもがんばるぞ。人数は及ばないかもしれないが、僕らにしかできない演舞を作ろう!

気持ちが伝わる演舞~振り落としがほぼ終了

今日は舞神楽の演舞が初披露されるということで、北習志野へ出かけた。商店街のストリートを通行止めにして初お披露目をするなんて、なかなか普通のチームではできることではない。さらに集まっているギャラリーの数もそこらのお祭りにひけをとらないくらいたくさんいる。もちろんよさこい業界関係者もたくさん集まっていた。

そして始まった新しい演舞。「河童ドドンパ屁のかっぱ」が今年のテーマ。昔、船橋にある川に河童が住んでいたとの伝説を元に、自然と人間の関わりを描いていく物語なのだそうだ。河童に扮する男隊、水を意味するブルーの衣装の女隊、大きな太鼓を打ち鳴らす太鼓隊、一番後ろにかまえる黒い衣装の部隊。そしてまといと旗士軍団。いつもながらスケールがでかい。決しておごらず、きどらず、親しく、時にはコミカルな演舞だった。全くの新曲なのだがあちこちに「いつもの」舞神楽のフレーズも登場して、常連のお客さんも安心させる。

実に良くできてる。いい演舞だなあ。

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その後夕方からは舞ちはらの練習だった。

今日は振り落としの最終回。何となく気合いが違う。みんなで舞神楽を見てきたせいだろうか。テンションが高い。

パレードの後半を振り落とししていただいた。ステージとほぼ同様の振り付けだが、何カ所かは調整した。順調にすすみ、最後にはじめから通しで踊る。

はじめはパレードバージョン、そしてステージバージョンを1回。この最後の1回でとりあえず仮のポジションを決めることになった。みんな顔が真剣だ。少しでも前のポジション、センターのポジションを得るために、力の限り声を出し踊った….

その演舞を見ているうちに、ちょっと不思議に感じた。舞ちはらのメンバーってこんな感じじゃなかったよな。いつも遠慮してなるべく前に出ないようにする人ばかりだったよな。それが今はどうだ。ちょっと感動すら覚えた。

演舞の結果何人かのポジションが変更になったが、それはたいした事ではない。よさこいのポジションで重要じゃないところなどないのだから。それよりもひとりひとりが気持ちが伝わってきたことが素晴らしい。この瞬間を、この演舞を忘れずにこれからもがんばろう。