やはりちばよさは中止

本日臨時の代表者会議が行われた。会議室で2時間半、食事をしながらさらに2時間半話をつづけたが、結果的には「今年は中止」。

会議の冒頭にKANEさんから、この5年間のちばよさの経緯と今年を中止にするに至った流れの説明があった。

中止に至る最大の理由はやはり、最大のスポンサーである某旅行代理店が降りたことが大きい。これによって莫大なちばよさの資金を集める「つて」が絶たれてしまった。なぜその代理店が降りたのかは定かではないが、企業としてメリットがないと判断されたのだろう。担当支店長の交代も大きな影響があったようだ。

さらには自治体、千葉市の撤退も大きい。これも市長の交代の影響があった。これによって道路使用許可をとるための許認可が難しくなった。さらに、街づくり、中心地域の活性化という祭りの趣旨が失われてしまった。

学生実行委員会が集まらないことも原因のひとつだ。

会議では「それでは規模を縮小するなどして開催する手立てはないのか」という意見が当然出た。たとえば許認可の不要な場所で、千葉のチームだけを集めて行うことはできないのかと言うことだ。

それはおそらく可能だろう。お金もそれほどかからず実施することはできる。

だが、それが本当にちばのよさこいのためだろうか?行政からも企業からも指示されず、踊りたい者だけが集まって、県外チームもよばず、趣旨もハッキリせずにイベントを行えば、それは単なる自己満足に過ぎなくなってしまう。

各チームが資金を集めるために、たとえば企業をまわるとしても、基本的には千葉市外のチームが「千葉市で行われるイベント」のために企業に頭を下げることになり矛盾が多い。

だから、あえてここで一年見送って、すべてを仕切り直しするべきだという。企業との関係、行政との関係。。。そして各チームそのものも。その上で来年に望もうと。

来年かならず実施されるという保証はどこにもない。KANEさんは自信ありげの楽観的だったが、僕は不安だ。ここにはあまり書けないが、ちばよさの内情を聞けば聞くほど逆に5年もよく続いたなと思うくらいだ。

CHIよRENとその旗のもとに集まるチームはもっと積極的にちばよさの開催に向けて関わる必要が出てくるだろう。いや関わって行かなければならない。

“やはりちばよさは中止” への8件の返信

  1. 長時間に渡る議論…お疲れさまでした。
    私、臨時の代表者会議の始まる昨日の夕方6時半からずっと落ち着きませんでした。
    「中止!」なんですね。
    わかりました。
    「わかんないよ~!」って叫びたいけど、わかりました。
    千葉のよさこいのために、一生懸命話し合って下さって本当にありがとうございました。
    そして、さぞお疲れでしたでしょうに、このブログでの早いご報告…ありがとうございました。

  2. 突然のコメントお許し下さい。
    千葉よさこいを目標にやってきた東京の踊り子です。
    やはり中止は目標の一つを失う感覚であり、とてもとても残念です。
    しかし、同時にもう一度お祭りを見直し、より多くの方に事情をわかってもらうには仕方ないのかなと思います。

    来年必ず実施されることを願って、私達踊り子はまた日々練習して行きます!
    代表者会議お疲れ様でした。

  3. お疲れ様でした。
    本当に5年よくできてきたなぁ~ でも残念!!
    詳しいことも知らず 踊ってきた
    いろんな考えが聞けて マイナスだと思っていません。
    よさこいを考え直す良い機会を与えて頂いたと思っています。

    「新たな千葉よさ」
    みんなで考えつくるよさこい
    踊り楽しむだけでなく 小さいことでもいいから自分ができること
    チームとしてできること
    ここで よさともの力を・・・

  4. たんぽぽさん>
    会議に集まった代表者は全員「何とか開催したい」という思いを元に議論しました。しかし実際は、千葉にとって「ちばよさこい」というお祭りが、企業や行政の担当者が変わったくらいで、中止になってしまうくらいの存在だったということがわかりました。つまり、続けていけるような、「文化」になっていなかったのです。よさこいがちばの文化として根付くまでは、まだまだ時間がかかるでしょう。ただあきらめないぞ!

    踊り子さん>
    コメントありがとうございます。そしてちばよさを楽しみに練習をしてきていただいたのに、本当に申し訳ないと思います。ちばよさは県外からのチームを迎えて「無色透明なお祭り」を目指していました。だからこそいろいろな地域からたくさんのチームが参加していただけたのだと思います。今年はなくなりますが来年こそは、さらに充実して県外の方をお迎えできるようなお祭りにできるようにしたいと思います。

    よさともさん>
    僕も今年中途半端に開催するよりは、一度中止してちばのよさこいを考え直すいいきっかけになると思います。このことを通じて、CHIよRENのことや代表者会議のことなどに、いろんな意見が出てくると思います。団結が強まるかもしれませんし、さらに混乱が深まるのかもしれません。
    でも、僕はよさこいを通じてできた人と人とのつながりを信じたい。いっしょにがんばろう。

  5. 2007年の千葉よさに初めて行って
    マイミクさんチームを13チームを写真撮影して
    たくさんの出会いや感動を経験し
    よさ友の輪が広がり2008年は20チームを写真撮影して
    新しい出会いや感動を経験した
    それからまたよさ友の輪が広がり2009年は
    25チームを撮影する予定でした。
    メモリーカードを買い足そうと思っていました。
    去年の千葉よさでカメラの調子が悪くなり一度は修理したのですが
    次の千葉よさまで持つかどうか心配だったのでカメラを
    買い換えるかまで検討していました。
    今年もたくさんの出会いや感動があるだろうと
    去年の千葉よさが終わった時から楽しみにしていました。
    残念でなりませんね。
    一観客である私がこれだけ悔しいんですから
    千葉のよさこいチームの皆さんのお気持ちは
    計り知れないものだと思います。
    ほんとうに残念ですね。
    来年は開催されることを祈っています。

  6. ライダーさん>
    楽しみにしていてくれたのに本当に申し訳ないと思います。僕も2004のちばよさこいのステージを1日中見て感動しいつかはあのステージに立つんだと思いました。本当にステージに立てたのはそれから2年後でした。みんなが目標にしていたちばよさそのものがなくなることは、本当に悔しい思いで一杯です。

  7. 仕切りなおし、必要なのかもしれません。
    内情、現状と何もね分からないけれど、今年もスタッフ出来たらいいな・・・と引越しの片づけをしながら思っていました。
    私にも何か出来るのでしょうか・・・

  8. ららさん>
    遅ればせながら、千葉にお帰りなさい。せっかくお帰りになったのにちばよさがなくなってすみません。来年までまだ間がありますのでとりあえずはお家の中の片付けをお済ませください。(笑)

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