月曜日は何かあわただしい。
通勤の電車に乗っていると、携帯が鳴り出す。
「店長、飲料がカーゴ車5台分入荷してますが、どこに置けばいいのですか?」
とりあえず、あそこへ置け!と指示を出して、職場についてみると、
「店長、今日入荷したサンドイッチの量が異常に少ないのですが?」
棚を見ると確かに通常の4分の1くらいしかない。入荷伝票はあっている。
となると発注が間違っていたのか?調べている途中で
「店長、さっき入荷した飲料はどこに移動しますか?」
入るだけバックの冷蔵庫に残りは倉庫だ!
「店長、お菓子が130ボール入荷しましたがどこへ入れればいいですか?」
とりあえず、あそこへ置け!残りは倉庫だ!検品したら正面のワゴンへ
品だししろ!
さて、サンドイッチはどうやら発注漏れだったようだ。担当者が出勤したので
確認させる。
「店長、すみません。やはり発注が漏れてました。」
青い顔で報告する。このままでは明日も同じ状態になってしまう。取引先3社
の営業に電話をして何とか1社から明日の納品を追加してもらえるよう了承を
取り付ける。
出勤してからここまでわずかに30分ほど、制服に着替える間もなかった。
月曜日は何かとあわただしい。