特別練習

やりとげたぞ~、1月15日にY先生と初めてお会いしてから7週間。準備をしてきた練習が今日おわった。僕のよさこいチームは、今年初めてのオリジナル曲をつくっているのだが、大それたことに振付けを札幌在住のY先生にお願いしたのだ。北海道と千葉なのでそうそう、教えていただくわけにもいかず、チャンスは昨日と今日の2日間だけ。事前に、ある程度完成した振付けを、ビデオで送っていただいて練習をし、昨日今日の練習で仕上げていただいた。さすが先生はプロッフェッショナルで、開始早々メンバーの心をつかみ、わかりにくい振りも、ユーモアたっぷりの指導で、まるで魔法のようにみんなを踊らせていった。

練習の最後に先生が「今度あう時は『オッと思わせるように』成長していてくださいね」と語ってくれたとき、僕は胸に熱いものがこみ上げてきた。

がんばります。必ず、先生の期待に応えられるように。プロの目から見ても、観客の目から見ても素晴らしいと思われる演舞を作り上げます。早く人前で踊れるよう、これからの練習もテンポよくスピードアップします。


別のチームの指導へ向かう先生を車でお送りして、国道16号線を家路についた。途中でおなかがすいたので昼食をとり、しばらく走っていると睡魔が襲ってきた。昨日6時間練習し、夜は先生と食事し、今朝は3時間踊ってと、けっこうヘトヘトだった。いかんこのままでは事故る、と思って車を路肩に寄せて。

ちょっとだけ眠った。10分位眠ったら少し眠気がおさまったので、また走り出すと、後方から

「うーはいそこのセレナ左へ寄せてとまりなさい。」

という白バイのおまわりさん。え~なんだ~。

「だめだよー運転手さん。83kmもでてるよ。何をそんなにいそいでたの~」

結構人のよさそうなおまわりさんが問いつめる。あたまがまだぼーっとしてた僕は

「いやー別に急いでないんですけど。(むしろゆっくり走ってたつもりなんですが)」

「だめだよー気をつけなきゃ。事故になったらどうすんの。」

「はあ。」

「2点減点で反則金15000円ね」

「ええー。そんなに。。。。」

「。。。。」

みんな、練習はスピードアップするけど、車のスピードの出し過ぎに気をつけようね。