新たな演舞を作る

昨日は舞ちはら振り落としの3回目だった。

曲に歌が入って、やっと全容が見えてきた。が、それとともに明らかになった曲の雰囲気によって、メンバーに動揺、驚き、照れ笑い、苦笑いが広がった。

今年の演舞曲は底抜けに明るい。メッセージも単純。一度見れば全て分かる。スピーディーでノリノリ。下手をすれば、ただのどんちゃん騒ぎに見られかねない。テーマをうまく観客に伝えるには、照れたりしていたらダメだ。圧倒的な演技力が求められる。

振り落としも全体の6~7割は進んだ。最初はアタフタしていたメンバーも、徐々に楽しんで踊るようになってきた。メンバーから振り付けのアイデア提案も出たりして、今までにない雰囲気だ。

だけど、僕らは知っている。振り落としの直後は新しい踊りが新鮮で楽しい。だんだんフォーメーションや細かいところを詰めていき、道具や衣装を使うようになると、楽しんでばかりはいられなくなる。

まだまだスタートしたばかり。目指す頂きはまだまだ遠い。