「大切なのは、自分がどうするかだ」

 

ちばのYOSAKOIお披露目会

先週の常陸の悲劇(笑)から1週間が過ぎ、今日、舞ちはらは「ちばのYOSAKOIお披露目会」に参加した。

もともとこのイベントは、札幌のYOSAKOIソーラン祭りに参加するチームの新演舞を皆さんにご披露して、激励しようというのが趣旨だった。今年もソーランに参加するチーム(舞神楽、北天魁、FORZA、市立船橋高校)を含んだ11チームがそれぞれの演舞を披露するとともにその練習も公開で行った。

地元・市原の新しい公園(更級公園)での開催とあって場所も近く、審査もないイベントなので、舞ちはらはリラックス気味。朝早くからたくさんのよさこい好きの方々が集まってくださった。

舞ちはら独特の練習

ストレッチをしてから、声だし練習を行う。演舞をせずに声だけを出す「発声練習」だが、あとになって、これを見ていた他のチームから、「あの練習はどうやって誰が考えたんだ?」と聞かれた。確かに踊らない練習なんか奇異に見えるかもしれない。周りにもちょっとうるさくて迷惑かもしれない。これは、どんなイベントに行っても1回目の演舞の声が出ずに苦労していた頃に思いついた、苦しまぎれの練習方法だ。舞ちはらは普段の練習でもこれをやっている。賛否両論あるかもしれないけど、効果はある。

会場の場当たりでは、舞ちはらのいつもの「神経質さ」がでて、センターがわからないとか、自分のポジションの目標物がないとか、またあーでもないこーでもない論議が始まってしまった。僕らはどこにいってもそんなことで時間を費やしてしまう、もう少しおおらかでもいいのにと感じる。

演舞

開会式のあと、午前中は各チームのパレード演舞が行われた。僕らは3番目。北天魁の新しい地方車にのぼると、佐久間市長がいらっしゃって、後方で僕のMCをじっと見守っていた。恐れ多くてあまり派手なことができませんでした(笑)それでも、昨日少々改良をほどこしたパレード演舞は力強く、フォーメーションも崩れることなく、お客様の反応もまずまずだった。市長からも「感動しました」というお言葉と握手を求められ大変うれしかった。

お昼を挟んで、午後はステージ演舞。大きな崩れもなく声もよく出た演舞ができた。お客さんの受けもなかなかよかったように感じた。中には演舞の途中から涙を浮かべて見てくださる方もいたそうだ。

反省とこれから

すべてのチームが終わってからチームのミーティングを行い、今日の反省を話し合った。

舞ちはらのこれからの課題は、「慣れ」や「飽き」との闘いだと思う。今年の演舞曲は早くから取り組んだこともあり、3月にはすでに最初の振り落としが完了し、4月の後半には初披露することができ、5月の後半に初審査を受けることができた。昨年の初披露が7月の中旬だったことを考えると3ヶ月以上早いことになる。

ほぼ固まりつつある演舞を(細かい課題は直しつつも)秋の審査シーズンまで踊り続けるのはなかなかつらい。振りは入っているので大きくミスをすることもなくなり、やがて練習にも飽きが出てくるだろう。そのまま現状を維持していくというスタイルもあるかもしれないがそれはつまらない。

なので、僕は演舞を改良していこうと思う。せっかく形になったものを見直すのは、踊り子にとってはとても抵抗があると思う。お客様や他のチームのメンバーからも、今年の演舞に対する好意的な声をたくさんいただいているのになぜと思うかもしれない。でも、先週の常陸でファイナルに進めなかった事実をうけて、まだ今の内容では通用しないことがハッキリした。

現状に満足してしまっては進歩はない。

タイトルの「大切なのは、自分がどうするかだ」というのは、市船吹奏楽部さんの今年のテーマだ。自分でどうするのか、今年は常に自分に問い続けていこう。

くやしくて、くやしくて、やりきれない

昨日は常陸国YOSAKOIに参加した。
茨城県の大子町で開かれるイベントは、第10回大会の記念大会で、舞ちはらは今回が2回目の参加となる。
結果としては、ファイナル進出はできなかった。予選Aブロックは、強豪揃いだったとはいえ、僕らにも十分チャンスはあると考えていたが甘かった。実際に見ると他のチームに人数も楽曲も演舞力も遠くおよばなかった。何より上を目指すという気持ちでも負けていたのではないか。

完敗だ。

今年最初の審査でこの結果。くやしくてたまらない。まだまだシーズンは始まったばかり。やるべき課題はたくさんある。それに気づかされたことが唯一の収穫かもしれない。

YOSAKOIソーラン祭りへのサポート参加と振り付けの変更

 

昨日5/5はよく晴れた五月晴れの日。僕は午前中に仕事を片付けるため少しだけ出勤して、その足で午後からREDA舞神楽の練習場所へ向かった。

来月、札幌で行われるYOSAKOIソーラン祭りに舞神楽のサポート隊として同行させてもらうことになったためだ。

僕は個人的に2度、ソーラン祭りを見に行ったことがあるのだが、特定のチームと一緒に回ったことはない。いつかは自分のチームでも参加するために、勉強のつもりで参加させていただくことにした。

到着するとちょうどお昼休みが終わったところで、みんなストレッチをしているところだった。仕事帰りのスーツ姿の僕を見つけて、勝君が手を振ってきたが、他の人は最初、僕が誰やらわからず、「誰だこのおじさん?」という感じだった(笑)それでも、顔見知りの人と挨拶を交わしながら、元先生のもとへ。

元先生は満面の笑顔で歓迎の後で、お得意のむちゃぶりをしてくれた。「もとまっくさんには旗をお願いしようと思ってます。」サポート隊と言うからにはてっきり荷物運びやジュース買ってくる(笑)ような仕事を想像していたのだが、まさかの演舞のお手伝い。しかも、全くやったこともない旗とは。うろたえる僕に元先生は、「せっかく参加していただくのだから、同じステージに立ってもらおうと思って。その方が最後の宴会の酒の味が格段に違いますよ。」と言ってくれた。

と言うことで、スーツを着たまま、さっそく旗士の方から基本的な旗の振り方を教えていただき、振ってみる。僕の旗は割と小さいものだったが、風にあおられむずかしい。もっと大きな旗を風の強い日や雨の日に振っている旗士のすごさを改めて実感した。

などと考えながら小1時間練習をしながら、横目で踊り子のパレード練習を見ていた。振り付けやフォーメーションが何度も変更になったそうで、この日も新しいフォーメーションを何度も確認して繰り返し踊っていた。新曲は先日のYOSAKOI船橋で横や後ろからちょこっと見ただけだったので、ああ、こういう演舞だったんだと初めて知ることができた。

パレード練習が終わると、ステージ練習となり、さっそく僕も一緒にフォーメーションに入って動きを確認することになった。曲のラストに近いところで出番が回ってくる。といっても曲も満足に聴いたことがないのだから、ついて行くのに必死だった。

でも、舞神楽の皆さんはほんとに親切でやさしかった。気軽に声をかけていただいたし、わからないことを丁寧に教えてもらった。そんなメンバーの暖かさが演舞にも表れているんだと思った。

とにかくめまぐるしい練習がおわり、皆さんに別れを告げて、勝君といっしょに舞ちはらの練習へ向かった。

 

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舞ちはらの練習では予告通り振り付けの変更を行った。特に女隊の後半の振りはかなり大幅に変更になった。ステップが少々複雑なところがあり踊り子も苦労していた。ただこの変更により、男隊と振り付けが異なるものとなり、より見た目に立体感が加わった。

さらにスロー部分の男隊の演舞も一部変更された。これによって色数がふえてカラフルに見えるようになった。

演舞は常に試行錯誤の繰り返しだ。振り落としが終わっても、さらに見た目が良くなるように振りやフォーメーションを変更していく。踊り子にとっては厳しい試練だと思うが、よりよい演舞でよい成績を目指すなら、妥協している場合ではない。

今年は演舞の振り落としが早く進んだこともあり、だんだん「慣れ」や「飽き」が出て、演舞に気持ちが入っていないように見受けられることもしばしばだ。振り付けの勝先生からもその指摘があり苦言を呈された。

その上で、踊った最後の演舞は声もよく出て胸に迫るものがあった。この感覚、この想いをいつも忘れてはいけないな。

練習の最後に、センターで踊るさえが、常陸国YOSAKOIに向けてと全員にお守りを作ってきてくれた。昨年につづいて今年もだ。うれしかった。

この想いに応えるためにも、常陸では全力でファイナルを目指そう!

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食楽Ichibaでよさこいのお勉強

 

5月の連休の初日、五月晴れのいい天気の今日は千葉中央公園で行われた「食楽ichiba」というイベントで、鴉とCHIよREN北天魁の演舞を見た。

鴉は僕の大好きなチーム。もともとほんとに少ない人数のチームだったが、最近はその魅力のおかげでだんだん増えてきた。今日は今年の新曲を初披露すると言うことで、期待に胸膨らませて見に行った。曲のタイトルは「Birthday」。

冒頭に代表が千葉のYOSAKOIを盛り上げたいという想いを3分近くも熱く語った。すごいなあ。僕は自分のMCでもあんなに熱く語ったことはないなあ。その代表の熱い想いどおり、演舞の内容も熱かった。振り付けのスピード感と切れ味は、おそらくいま千葉の中ではどんなチームよりも上回っているんじゃないかな。そしてウイットに富んだフレーズを小気味よく挟んでの4分半の演舞展開は、一瞬たりとも目を離すことができない。僕もあんな風に踊れたらなあ。(笑)

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北天魁は残念ながら、今年の演舞はまだ完成していないとのことで昨年の2012の演舞を踊っていた。

ただ、待ち時間に2013の演舞を「公開練習」してくれた。まだフォーメーションも確定しておらず、振り付けも変更中とのことだったので最初のうちはその全容はよくわからなかった。しかし、練習の最後に頭から(途中までだが)通して踊ってくれた。その演舞には結構衝撃を受けた。三味線と太鼓を中心とした聞き覚えのある女性ヴォーカルに彩られた楽曲にのせて、傘をかぶった踊り子が激しいテンポで一斉に踊る。おおっ、これはまさに2005とか2006あたりの北天魁を彷彿させるではないか!?早く衣装を着た演舞をしっかり見たくなった。IMG 6734

 

今日は久しぶりにしっかり勉強させていただいた。うちも明日からがんばろう。