希望

週末の練習

舞ちはらは週末の定期練習。今週は振り付け師さんが忙しくてこれない。そのためにいままで振り落としが終わったところを繰り返し練習。

今年の演舞は昨年とはまたひと味違い、今のところシンプルだが非常に体力を使う踊りだ。動きもスピーディーで激しい。まだまだ未完成だが、それを差し引いてもいい演舞になりそうだ。

ただ、まだまだ「舞ちはら」らしさ、がなんか出てきてない。メンバーは結構何年も踊ってきているので、踊り方や見せ方がなんとなく上手になってきている。だけどこのままじゃなんか物足りない。

今日は見学に4人のファミリーがやってきた。新たにメンバーに加入してくれるという。やった~。

東北ファイト!

今日は舞ちはらのイベントだった。スプリングチャリティーフェスタはもともと桜の咲く頃の恒例行事をだったが、震災の影響で開催をすべきかどうかは、だいぶ議論になったそうだ。

しかし、僕らが元気を発信していくことが大切だということで、主旨を義援金を集めるイベントとして開催されることになった。

舞ちはらは演舞で東北に元気を送ろうと30分間のステージを担当した。あまり事前の宣伝もなかったので、会場にくるお客さんも少なめ。でも、力一杯6曲を踊った。途中で音がうるさいと近隣から苦情が入ったそうだが、まあ、それくらいパワーを出せたのだといいほうに解釈しとこう。

驚いたのは、わざわざ埼玉から舞ちはらを見にやってきてくれた方がいたことだ。この方は先日の梅祭りにもきてくれていて、僕らの演舞を楽しみにしていてくれたそうだ。

なんとうれしい事だろう。それと同時に、演舞1回1回に対する「責任」のようなものを感じた。どんな小さなイベントでも手抜きはできない。楽しみにしてきてくれるお客様の期待にこたえるのは演じる僕らの義務なんだ。

同時にフリーマーケットも開催しその売り上げの一部は義援金として寄付させてもらった。

夕方からは満開の桜のしたで、メンバーとお花見。サプライズもあって楽しかった。ー

定期練習

今日は舞ちはらの定期練習日。

昨日の練習でメンバーが1人腰を痛めて欠席していた。非常に心配。

この間受験や再浪人、けが人などで少しずつメンバーが抜けている。このままではいけない。

今日は来週の日曜日にチャリティイベントがあるため、その練習に終始した。

しかし決まっているのはそのイベントまで、それ以降はまったくめどが立っていない。

製作している新曲も発表する場所があるのか?いったいどこを目標にすればいいのか?

僕らだけではない。千葉のチーム全体に不安がいっぱいだ。

練習も節電にともなう施設の問題やこの自粛ムードの中でなかなか思うようにできない。イベントは次々に中止となってしまう。

ただでさえメンバー数を維持していくのが大変なのに、そのモチベーションも保てない。

そんな思いをめぐらしながら練習を見ていると、昨年の舞ちはらのオリジナル曲「先客万来」の歌詞が僕を励ましてくれた。

♪耐えがたく つらく悲しい

暗い思い出も

あなたの苦しみを少しでも 受け止められれば

忘れたいこと全部つかみ 空へ投げましょう

ひとりの力、とても小さいけれど

大きな愛でおもてなし

今はとても深く悲しくたって

明るい日の光きっとさす

うまくいかずにくじけそうになっても

僕らがいれば大丈夫

くるくるまわる青い星のように

幸せ必ずめぐり来る

おもいでぽろぽろ

今日は僕の姪の結婚式だった。

小さな頃から育つのを見ていたから、何となくもうお嫁に行くことがなかなか実感がわかなかったのだが、いざ当日になると本当なんだなあと実感させられた。

会場の細かいところに彼女の気配りがたくさん感じられた。テーブルのネームプレートの裏には全員へ手書きのメッセージが書かれていたし、テーブルの真ん中には2人が出会った思い出の場である、レゴで作られたサクラダファミリアが作ってあった。

おいしいお酒もたくさんいただいた。僕はたいして飲めないのだけれど酔っぱらっていい気分だった。

そうして披露宴のクライマックスに上映されたスライドの1枚になんと、20年前の僕の結婚式の写真が出てきた。小さかった彼女とその妹が写っていた。

思わず涙がこぼれた。いつも泣くのは奥さんの専売特許なんだけど、今日はたまらんかった。いくつもの結婚式に参列してきたけど、今回ほど感涙したのは初めてだった。

どうぞ末永くお幸せに。