千葉国体開会式~わずか10分の完全燃焼

昨日はゆめ半島千葉国体の開会式演舞だった。

朝から台風の影響で大変な雨と風だったが、演舞時間の昼頃にはおさまり、青空が広がってきた。最後の練習でまたいくつかの変更があり、実際と同じ10分だけの時間で確認する。

そして、演舞一時間前の11:00メッセを出発し、マリンスタジアムへ移動。

途中、出演を終えた他の団体とすれ違うたびに、こんにちは、と挨拶をかわす。だんだんテンションが上がっていく。そして、入場口のセンターで演舞のフォーメーションで並んだ時みんなの気持ちはひとつになっていった。いままでの何度となく繰り返してきた練習を通じて、隣や前後のメンバーとはすっかり仲良くなっていた。12:05、踊り子の拍手の中、旗士が先に入場し最初の曲がスタートした。イントロのあと踊り子がワーッとフィールドになだれ込む。あとはもう無我夢中だった。雨に濡れた人工芝を踊りながら入場し、最初のポジションの目印を探す。

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「よさこい村」がスタート。力のかぎり叫んだ。果たして観客に届いているのだろうか?僕らの姿はどう見えているのか?でも、もうそんなことは途中からどうでもよくなって、ただみんなで踊ることが楽しくて仕方がなかった。

最後に「よさこい島」を踊りながらフィナーレ。灯火台の周りにみんなで集まり、観客に一礼して踊りながら退場した。僕は少しでも長くフィールドに居たくて、最後の最後まで観客に向けて鳴子を振った。

スタジアムを出たあと、周りのメンバーと握手をしたり、ハイタッチをしたりした。なんとも言えない達成感と終わってしまったことに対する寂しさで胸がいっぱいだった。ほんとこのわずか10分間の為だけに、ちばのよさこいチームのメンバー510名が振付を覚え、炎天下に何日も何時間も練習をしてきたのだ。こんな機会はもう2度としれない。僕はそんな機会に出会えることができて幸せだった。

千葉国体リハーサル

今日は千葉国体のリハーサルの日。本番当日と同じ流れで朝からすべての予定が進行する。

僕らよさこい村チーム510名は、午前中の演技のトリを飾る。

しかし、2回にわたる先日の練習でもまだフォーメーションは完成しておらず、最終的な練習も不十分なままだった。

控え場所となった、幕張メッセの広大な空間で僅かな時間を利用して通し稽古がおこなわれたが、満足いくものとはならず、中途半端のままリハーサル演舞へ。

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演舞のスタートともにあいにく雨がふりだして、コンディションはあまりよくない。さらにマリンスタジアムのフィールドは広大で目印が打ってあるにもかかわらず、自分のポジションを見つけるのに一苦労。そして掛け声は空に消えていく感じで、いくら叫んでもどうも届かない。動揺で踊りの振付もちょいちょい間違えてさらに焦る。

あっという間に演舞は終わり、なんだか不完全燃焼。なんか納得行かない。

その後メッセに戻って、昼食後また全員で練習をすることになった。旗の演出の変更。振付の変更。フォーメーションもさらに変更。とにかく試行錯誤の連続だった。でも、文句をいう人はいなかった。みんなが周りに声を掛け合い、チームの枠を超えてまるで、新たなひとつの大きなチームになったような感じがした。

まるまる2時間練習を続けて、まだ不十分なところはありながらも、どうにか形にはなった。

たくさんの人数で演舞をするということが、いかに難しいかよくわかった。

さあ、明後日はいよいよ本番だ。

千葉のよさこいの素晴らしさを魅せてやろうぜ!

今週はよさこいばかり

僕はよさこいのために仕事を休んだりするのは、本意ではない。仕事はきっちりやりたいのだ。

しかし、今日はよさこいのために半日仕事を休んだ。

それは市原市の南総公民館で行われるよさこい講習会の講師をするためだ。

昨年の秋頃に話をいただいて、荷が重いなあと感じながらも、少しでも多くの人によさこいの楽しさを知ってもらえたらという思いもあり、引き受けた。

講師は夏祭りで何度かやったことはあるのだが、普段まともに踊っていない私だけでは、不安すぎるので舞ちはらメンバー5人にも手伝ってもらった。

南総公民館は意外とちはら台から近く、約40分くらいで到着。集まった講習生は10名ほど、ご年配の方6割、子供3割、その他1割。どっこいしょをやったのだが、参加者が最後まで踊りきれるかどうかが不安だった。が、それも杞憂でみんな最後まで楽しく踊ってくれたようだ。あと2回ある。

今週は月曜がひまわりフェスティバル、水曜が講習会、木曜が国体リハーサル、土曜が国体本番、日曜日が練習とよさこいばかりの週だ。明日の天気が心配。

ひまわりフェスティバル

今日はうれしい。やったね。

ひまわりフェスティバルで僕のチームのメンバーが2人も個人賞を受賞した。

もともと審査のないお祭りで、各チームとも気軽に演舞できるのがこのイベントだ。でも、慣例で個人賞だけは発表される。

発表の瞬間、彼女は泣いていた。うれしかったよね。僕もうれしかった。二人目は結構飄々としていたけど、それでもうれしかった。舞ちはらのメンバーが初めて認められたのだ。

まあ、本当の審査ではないとかなんとか言う人もいるかもしれない。

でも、参加者300人の中から選ばれた二人なんだ。絶対輝いていたのだ。

僕は本当に誇りに思うし、うれしい。

舞ちはらにとっても大きなステップとなったと思う。

おめでとう。