ミーティング

ゴールデンウィークが始まったが、特に予定がなく家でごろごろしていると、舞ちはらのメンバーからお誘いが。。「この間の練習ビデオの鑑賞会をしませんか?」ということでスタッフを中心に集まって、じっくり見ることになった。2ヶ月くらいかかった振り付けを、最初から最後まで通してみると、何かそれだけでちょっとした達成感を感じて、初めて見終わったときは「オー!」と歓声が上がったが、よく見直すとアラばかり目立ってくる。さらにチームとは離れた立場の人に見てもらうと、「ふーん」的な感想しか出てこないそうだ。

つまり、まだ見る人を感動させる踊りにはほど遠いってこと。

何度も繰り返しビデオを見ながら、様々な改善点を見いだすことができたが、果たして実際に生かせるだろうか。

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帰宅後、近所に住む姪っ子たちと軽く焼き鳥屋で一杯。

お年頃の彼女たちの話題の中心はもっぱら「結婚」。

そのお店で働く同級生が、結婚したことを知ると結構マジショックを受けていたようだ。ま、こればかりは相手とタイミングだろうからなあ。あせることはないと思いますが。。。

天気晴朗なれど売り上げ伸びず

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今日はいい天気だった。午前中は雲一つない青空。もうそろそろ汗ばむくらいの季節のはずだが、風が強く何となく肌寒かった。東北や北海道では雪が降ったそうだ。

僕の仕事は大学生協なのだが、今年は入学者が減少したおかげで、売り上げにもろ響いている。特にパソコンや教習所斡旋などの高額商品。世界的な不況はここでも健在で、学生も必要な物しか買わない。お昼にお弁当やサンドイッチの棚の前で学生が話す事は「俺、今日500円しかもってないわ~。何食お?」なんて悲しげな会話が多い。事実400円以上のお弁当はなかなか売れず、安いおにぎりなどから売れていく。逆にパソコンや自動車教習所斡旋などのような高額商品はなかなか売れない。

踊り以前の問題

今日は舞ちはらの定期練習。振り付け師もやってきて最後に近づいた振り付けを進める。

時間もあまりなかったので8×4ほど進んだ。

練習後、振り付け師の方と一緒に飯を食ったが、そこで僕もうすうす感じていたことをはっきり言われた。

「もとまっくさん、ファイナルに残りたいと思っているなら、今のままじゃ全然だめですよ。メンバーからそのような意志が感じられない。ただ流して踊っているだけですね。もっとアピールしてくるものがなければ、『絶対に』ファイナルには残れない。」

副代表と一緒に聞いていたが返す言葉もなかった。

そもそもみんなファイナルに残りたいと思っているのか。

昨年の12月、おみがわよさこいで惨敗した事を受けて、メンバーで年間の総括をしたときに、「ファイナルを目指すチームになるのか?踊って楽しいチームでいればいいのか?」という話をさんざんして、前者を選んだはずだった。僕もファイナルを目指すチームでなければ続ける気はしなかった。それを前提として、僕は振り付けも、作曲も、衣装もすべて前年とは違う新たなものにしてきた。しかし、肝心のメンバーの気持ちがついてきていないとすれば何にもならない。

確かに、振り付けがまだ未完成でそれを覚えていくことが精一杯だということはわかるが、それ以前に「上を目指す」意志がなくては、絶対に見る人には何も伝わらない。それができないのは僕の責任。メンバーがその意志をもてるようにするための仕掛け作りや働きかけをすることが僕の仕事だ。もう一度初心にもどろう。妙案はないがくどいくらい繰り返して語るしかない。

気持ちをリセット~ステージ振り落とし完了

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今日(もう昨日か)も舞ちはらの定期練習。

ステージ演舞の残りはあと20秒程度なので、今日は必ず完成するというところまできていたが、練習前に僕は、どうしてもみんなに話しておかなければならなかった。

踊りに気持ちが入っていないこと、見ていて何も感じるものがないこと、このままだとファイナルに残ることなどあり得ないこと、今までのいろいろな苦労がすべて無駄になること、などなど。。。僕が思う事を正直に伝えた。みんな神妙に聞いてくれた。中には泣いている人もいた。僕にはこれが正解というものはない。正解はひとりひとりが見つけてほしいと訴えた。

その後、振り付け師の発案でみんなで手をつないで輪を作り、目をつぶってこうつぶやいた。「僕らは仲間だ。必ずしも友達ではないかもしれないけど、一緒に踊る仲間だ。共にがんばろう。」

そして、ステージ演舞の最後の振り付けが始まった。一人一人の気持ちが明らかに変化してきたことを踊りの中に感じられた。自然と掛け声が出て、動きが大きくなった。そう、それそれ、少しだけ正解に近づいたかな。まだ最後のほうはがたがただったけど、とにかく最後まで振り付けは終了した。練習が終わってもまだ練習が足りない人たちが自主的に残って、繰り返し今日習ったところを復習していた。

この気持ちを忘れず海幕祭まで走ろう。

会議は踊る

昨日と今日は会議つづき。

昨日は都内の某大学で仕事の会議。どうも生協も不景気の影響を受けて利用が伸びない。どこも厳しい話ばかりだ。

会議の後ひさびさにみんなで飲みに行くが、一杯目に飲んだビールが異常にうまかった。ので、ついつい飲み過ぎ。最近弱くなったと思われるので、控えていたのだがビールと冷酒、おまけに焼酎もガンガン飲んだ。おかげで帰りの電車はどこをどう乗ってきたかよく覚えていない。おまけに自宅の駅から遙か先の「本納」まで乗り過ごし、奥様に車で迎えにきてもらう始末。いかんなあ。

今日はよさこいの代表者会議。

会場へ少し遅れて向かっていると、いい子さんにばったり会う。お腹がまるまる大きくなってた。「海幕祭のころポロッと生んでくるから」と笑顔で話してくれた。元気な子が生まれますように。

会議のテーマは「チームの問題点」。各チームとも人数や資金面、メンバーのモチベーションの事などで悩んでいるようだ。僕の悩みは「代表としての自分の事」ダンスの専門家でもなく、演出も素人。そんな僕は代表兼MCとしてチームにいるわけだが、自分のやっていることが果たして正解なのかが常に不安だ。

さらに、チームが楽曲や衣装、振り付けにどれくらいのお金をかけているかのアンケートがあった。楽曲はだいたい15万くらいのチームが最も多い。北天魁は破格の60万円!!衣装は3万円以下のところが最も多かった。舞ちはらもほぼ同じくらいだが若干高めかな。衣装をすべて手作りしているチームもあり驚き!

理事長KANEさんの今日の話は時間の都合上短かったが、KANEさんがよさこいに出会った頃の話が一番印象深かった。中学、高校でいじめられっ子だった時を経て、世間的には悪者の自動車関係チーム(笑)に属して、世の中に怖いものなんかなかった時に、青年会議所での町づくりを通じて「世のために何かをやりたかった」そうだ。そんな時に札幌のYOSAKOIソーラン祭りで100人を超える踊り子が地方車について踊る姿を見て感動し涙を流した。そして千葉に帰ってよさこいを始めるべく、当時唯一千葉でよさこいを踊っていた「新松戸雅ノ会」を訪ねたり、新聞広告でメンバーをつのって「舞神楽」を立ち上げた。当時のメンバーにはよさこいのビデオと長谷川岳の著書を自宅まで配りにいって布教活動をしたそうだ。その後合同チーム「CHIよREN北天魁」で札幌を目指したのは周知の通り。

僕も札幌にはじめていったときは感激したなあ。泣きはしなかったけど。ファイナルのステージを見ながらホントに何度も歓声をあげちゃったなあ。ビデオに自分の声がいっぱい入ってる(笑)。