今週読んだ本

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」武田邦彦

この本は装丁は”トンデモ本”のようだけど、読んでみるとなかなか考えさせられるところはある。曰く「温暖化で海面の上昇などほとんど起きない。」「温暖化になっても悪影響はスキーができなくなるくらい。むしろ穀物などの収穫北限があがり、心臓病などが減るなどのいい影響がある。」僕が仕事の上でも考えさせられたのは、ペットボトルのリサイクルは「そもそも不可能だし、無駄な金を使って回収するより燃やした方がよっぽど環境にやさしい。」レジ袋の削減については「レジ袋をゴミ袋として使った方が、よっぽど資源の有効利用になる。」とのこと。

僕も分別回収には疑問が多かった。僕の職場の野田市ではビニールゴミと燃えるゴミを厳密に分別しなければ回収してくれない。焼却場の問題だといわれ続けていたが、この本ではそんなことはないと書いてある。どちらが正しいのかこの本だけを鵜呑みにするのはどうかと思うが、少なくとも、著者は科学者らしく理論的にデータを元にこの本を書いているので、全くのでたらめというわけでもなさそうだ。

過剰な環境対策に疑問を持つ方はぜひご一読を。

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