死と向き合う

僕の職場の部下のお父さんがなくなった。1年以上前から脳腫瘍をわずらい、何度も手術、入退院を繰り返していた。謹んでご冥福をお祈りします。

昨年、余命数ヶ月と医者から宣告を受けた彼のお父さんは大変ショックをうけて、ひどく落ち込み、体力的にはまだ動けたのだろうけども、ほとんど外出もすることもなくなり、自宅でずっと引きこもったような状態だったという。その心中は察してあまりあるものがあるが、自分がその立場だったらどうなるだろう?同じように落ち込んで何も手につかなくなるのだろうか。

まだ健康的に不安のない状態だから言えるのだけども、僕はもし、もうすぐ死ぬことを宣告されたら、悪あがきは極力せずに、残された時間を精一杯有意義に生きたい。

もう一度アメリカに行ってニューヨークのエンパイアステートビルからの夜景をみたいし、オーストラリアのヘイマン島の静かな海辺のテラスでももう一度朝食が食べたい。紅葉がすばらしい北海道のオンネトーにももう一度行ってみたい。

博多の寿司屋であぶった大トロをもう一度食べたい。

札幌の西8丁目ステージで踊ってみたい。

ま、でもすべてかなうわけもないのだから、大事なことは今を悔いなく生きることだよね。

人生は2度はないのだから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です